地球は自分、自分は地球
当然ですが、プラネタリーを観ました。
これは、人類に観てほしい。なんなら、教科書に乗せてほしい。
予告だけでも観てほしい。
https://youtu.be/1hNG3zgXTNA
このご時世、頭ではみんなわかっていると思うのですが、人間は地球の一部。
このことに「違う!」という人はいないですよね。
でも、どこか、無意識に?人類が思うようにしていいと思っている気がするんです。
森林伐採の動画や、海に浮かぶプラスチックゴミ、行き場をなくした動物たちを見ていると、涙が出てきます。
植物や動物は何も言わない。
でも、知性のある人間が、彼らのことを思いやれないのはおかしいと思うんです。
伐採したことで、ゴミをまき散らしたことで、直後にやってくるインパクトは、感じられないかもしれない。
でも、結局、人類に全部返ってくる。
結局ね、地球をメタメタにするのは、自分をメタメタにすることなんですよね。
私たちが、ワタシだと思っている身体も、人由来のものは10%。あとは、細菌や微生物の集合体。
すべてはひとつにつながっているんです。
その”つながり”を思い出さないと、
危機に瀕している今の方向性を変えることはできない。
プラネタリーの中でも、スクリーンやPCと向き合っていても、
そのつながりは思い出せないという話がでてくる。
無意識に誰かと比べて、
浅く広くつながって、
もっと欲しくて、
おいてけぼりにならないように頑張って、
それはキリがなくて。
あるがままとわがままが混在して、
メールやらSNSやら何やらで忙しいのに、なんか孤独。
「私は私の人生を生きてはいなかった」
映像の中ででてくるこの言葉は多くの人が共感するんじゃないかな。
内側じゃなく、外側の声に反応しつづけていたら、自分の人生を生きているとは思えない。
誰かの声を気にするのと同じくらいに、自分の声も大事にできたらいいのに。
とかいいつつ、畑が日常じゃなくて、都会に住んでいた時は、
私もそんな感じだった気がするのです。
自然の中にいると癒されたり、土を触ると何かが抜けたり、
涙が出そうになるのは、私だけじゃないと思う。
それは、身体が、地球との”つながり”を思い出して震えているからなんだと思う。
ヒトは、この地球の唯一のリーダーじゃない。
地球が自分の一部だと思えたら、日々の選択は必ず変わる。
自分自身を平気で痛めつけられる人は、あんまりいないでしょう?
自分という存在が、単体ではなく、本当はつながっていると気がつけたら、
表面的な豊かさが、どこかで貧しさを起こしていると思いやれたら、
世界はもっと優しくなれると思う。
「七世代先の子どもの日常」を思って、買い物や意思決定をすることができたなら?
自分の子どもの子どもの、ずーっと先の子供たちは、何を食べ、どんな遊びをしているだろうと想いながら、リーダーたちが意思決定できたなら?
そんな人たちが増えたなら?
きっと世界は変わる。
気づいた人たちの残りの人生を全て懸けても、
すごいことはできないだろうし、
そもそも、もう間に合わないかもしれない。
長年じっくり壊れたものは、簡単には取り戻せない。
でも、ちょっとでも方向を変えることや、スピードを落とすことはできる。
だから、声をあげてみる。
地球とヒトのつながりを信じて、声をあげてみる。
毎日が天気次第で、ハラハラドキドキするけれど、
それでも、私は私の人生を、物語を大切に生きていると思う。
プラネタリー、観てほしいです。
気づき、あると思う、疼くと思う。
新しいあなたの物語が始まると思う!
上映会情報はこちらです。
https://planetary.localinfo.jp/pages/827217/blo
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