見出し画像

『知的障害者支援業界で課題がある用語集』のマガジンのはじめに

言葉が気になって仕方がない。
嫌な言葉がたくさん使われていて、その言葉のせいで知的障害がある人達への人権侵害が起きているとも思えます。

言葉くらい…と思うかもしれませんが、人は言葉によって左右され、言葉を発すれば、その言葉に合わせた行動をとります。

ですから、人権侵害が起きないためにも使う言葉を今一度振り返りたいと思い、このマガジンを開始します。

ここでいう人権侵害とは、
1.知的障害がある人は言ってもわからないだろうと思って、ご本人に対して使っている
2.知的障害がある人がいないときに使っている
3.知的障害がない職員同士では相手に言わない
状況で、人権侵害をしていることにも気づいていません。
気づいていないので、精神的虐待になっている場合もありますが、そこにも気づけません。

そして、さらなる課題は、
4.専門用語として本などに書かれている場合もあり、みんなが問題意識を感じず使っている
5.組織のベテランが使っているので新人も真似して使い、なくしていけない

言葉は歴史の中で様々な変化を遂げています。
今ある言葉に立ち止まり、「良くない言葉なのではないか?」と考えようとすることが、知的障害がある人への支援の質を高めるのではないかと思っています。

このマガジンは、買取になります。
700円のお支払いで、いつでも読むことができます。
私も月何回更新とかのやり方がベストではないと感じていますので、間違った言葉が確認された時点で書き足せるものにしようと思います。

仕様としては、
この言葉について、
1.この言葉はどんな時に使われているか?
2.利用者側から考えてみた状況と職員の課題
3.未来に向かうための職員の行動として
あたりを一つ一つの記事でかけるとよいのではないかと思っています。

今、書こうと思っている言葉をいくつか羅列しておきましょう!
・制止する
・こだわりが強い
・盗食
・無断外出
・言うことを聞いてくれない
などなど。

一つ一つ、検証しながら書いていこうと思いますので、よろしければ、マガジン登録をしてお待ちください。
いつもありがとうございます。

ここから先は

0字

知的障害がある人を支援している人たちが、無意識に使っている業界用語。 ここに人権侵害が潜んでいるのかもしれないし、この言葉を使っているから…

私の記事への応援をありがとうございます。知的障害がある人のしあわせにつながるための資金とさせていただきます!