覚えないことにしている
たくさんの人に会って、たくさんのお話を聞いて、中には深刻な相談もあるけど、ただ、背中を押してほしいという人もいるね。
今は、その内容を覚えないようにしているし、その人の名前も覚えていない。(究極の個人情報保護!)
だってね、セミナーが終わると長蛇の列ができて、名刺渡されるけど、そんな瞬間に覚えられるわけがないから、覚えないことにした。
そこからは気が楽になったね。
覚えないようにしているので、「覚えないの」と言える。
覚えないというと、あちらはそれを覚えていて、次に話した時に、「山田さん、覚えないでしょうけど、…」って言ってくれる人は、山田の理解者ww
相談内容も覚えていないから、次に「あの時はありがとうございました」と言われても、「誰?何の話?」となり、「その時のこと」から話してもらう。
まあ、頭の片隅に残っている場合もあるし、全く忘れていることもある。まあ、それくらい相談が入るってことだね。
「〇〇しなきゃならない」は、自分が決めることだし、他者の評価を気にしてやってないかい?
こう考えるのは自分に対して厄介な思考だよね。
たとえば、「覚えていなきゃならない」は、自分がその人との関係性の中で、決めて実行しているのだと思うけど、それはその人との関係性を悪くしないためじゃないかい?
「私覚えないのよ」という状態を相手が知っていれば、「〇〇さん覚えないものね~」で、終わりだし、それで相手との関係性が悪くなったとしても、自分の人生にはそんなに支障がないと思うのよ。
「覚えない」ことにイライラする人なんだな。で終わればいいから、そういう価値基準の人には、また説明すればいいし、わかっていただけないなら付き合わなくたっていいと思うのよね。
もちろん、相手もそのことを覚えていない場合だってあるから、こちらの方はきっと問題ないんだろうなあと予測する。認知症の人を見ていると、そう思う。
悩みは、すべて人間関係に基づくという人もいるようだけど、確かにその傾向はある。だから、人間関係で悩まないためには覚えなければいいんじゃない?
覚えないって悪いことじゃなくて、覚えないことで、楽になることもあるよ。
覚えないっていうのは、脳に残そうとしないことですよ。
もともと情報を保存しないということね!
だから、「山田さんは、お肉嫌いでしたよね?」などと覚えていなくていいからね!
「山田さん、昔お金なかった時に100円拾って喜んでいましたよね?」って覚えてなくていいからね!
(20231118 Facebookでの記事)