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アイデア

支援をしていると、「絶対にこの支援でする」と決めつけているとうまくいかないよね?
相手の出方で、こう話してみるか?と、アドリブで対応できる力は大切だと思っている。

でも、そんなことは簡単にできるわけでもなく、半ば自分を訓練する気持ちで、別のアイデアを出せる自分を作りあげることだと思っている。

山田自身、アイデアは、出るほうだと思っている。
それが、仕事上も活きていると思ってる。
そして、それを欲しがる人もいる。

「目からうろこ!」
「そんなこと考えたこともなかった!」
そういう風に言われることも多い。

でも、私は、そんなことができていない時期もあったのだと思う。まだ20代のころ、職場の年上の人に、自分のものの見方について、「斜(はす)に構えて見ろ」と言われたことがある。

何を言ってるのだろう?と思っていたけど、斜に構えてみるというのは多角的な方向から見ろと言われていたわけで、あえて真正面から見ないことを続けていたら、今の「裏街道山田」が出来上がった(笑)

支援者支援に焦点を当てたのも障害者支援の向上のためで、そのためには?と周りを見てみたら、直接支援する施設はたくさんできているなかで、職員に焦点を当てている事業はなかったし、困っている職員がそこにたくさんいたから。

斜に構えた結果、良い事業ができたと思っている。

「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」わけよ。
アイデアは出すのはただ。
私がしゃべればいいだけ。
それを使うか使わないかは、聞いた人の自由。

だって、アイデア出すって面白いし、それで、人が喜ぶんだから、私だって楽しいし、それを押し付けるつもりもない。
まあ、しゃべりたいだけなのよ。

変なアイデアは、「え~!やだ~」って言われて、笑って却下されても気にならないし、その裏で、「そうだよね~」って言って、ほかの人にアイデア言って、採用されることだってある。

斜に構えるってことが、アイデアを生み出す。
違うところを見ると、別のものが見えてくる。

こんなこと役立たないかな?などと思わず、出す。
使わないと決められても、そこに固執しない。

アイデアが出ないと思っている人は、きっと、「むずかしい」とか「無理!」とか、アイデア出せなくなる言葉を出している。

NGワードね。

「たいへん」とか、「〇〇だから」と、しない理由をつけている。

その言葉を言ったらアイデアなんか出ないよ。
脳が考えない方向に行くからね。

アイデアは、どんどん出せる自分にすることだよ。
例えばさ、「お雑煮」って言ったって、各地で違うでしょ?
それでいいんだって思うことだよ。
出すことに楽しみをもっていけば、出せるし、それを人から何と言われても、大人の対応すればいいんじゃない?
私はそういう反応も楽しんじゃうけどね。

「斜に構える」のと「アイデアを出す」のは、セットものなのかもしれないな…と思う。
(20231120 Facebookでの記事に加筆訂正あり)

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山田由美子
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