東京オリンピック新競技で注目の都市型スポーツとは?
こんにちは。SpportunityスタッフのKOです。
ついに開幕した東京オリンピック!皆さんは何をご覧になりますか?
「興味はあるけど…何見たらいいんだろう。ニュースで十分かな」
という方におススメの記事です。
東京オリンピックで初採用の都市型スポーツとは?
東京オリンピック全33競技・339種目のうち、「少人数・短時間・小スペース」で楽しめる都市型スポーツ4競技(3人制バスケットボール、スポーツクライミング、BMXフリースタイル・パーク、スケートボード)が初めて採用されることとなりました。
若者のオリンピック離れの流れに危機感を抱いた国際オリンピック委員会(IOC)により、若い世代を中心に人気が高い都市型スポーツが今大会から新たに加わりました。また、2024年のパリ大会では「ブレークダンス」が新競技として加わることが既に決定しています。
背景にある若者のスポーツ離れ
YouTubeをはじめとする動画共有サイトや、近年はeSportsの普及で若い世代のスポーツ観戦離れが加速しており、サッカーの本場であるヨーロッパでさえ、90分間サッカーの試合を見続けるのが辛いと感じる若者が増えていると言われています。
そのような状況下で、若い世代に人気のある都市型スポーツの魅力はどこにあるのでしょうか?共通しているのが、会場でDJやMCが選手・観客を盛り上げ、音楽フェスのようなエンターテインメント性の高い演出がされている所です。また、入場は原則無料で立ち見となっており、隣接するステージで行われる各種目も自由に見ることができます。
次に各競技のルールと魅力を、3行コメントでご紹介していきます。
①バスケットボール 3x3(3人制バスケットボール)
・ハーフコート(半面)で3対3(各チーム交代選手1人あり)
・試合時間10分・21点先取のノックアウト制
・見所は12秒間で行われるスピーディーな攻守交替
②スポーツクライミング
・スピード・ボルダリング・リードの3種目
・各種目の順位の掛け算で総合順位が決定
・高さ15メートルの壁を5~6秒(女子は7~8秒)で登る姿は圧巻
③BMXフリースタイル・パーク
・60秒間でトリック(ジャンプ・空中動作・回転)などを行って競う採点競技
・採点基準はトリックの構成、難易度、完成度、ジャンプの高さ、着地など
・3~4mの高さにも到達するダイナミックなジャンプは必見
④スケートボード
・階段や手すりなどの街を模した直線的なコースで技を競う「ストリート」
・湾曲がついた曲線的な形状のコースで技を競う「パーク」
・45秒間で繰り広げられるスリリングで独創的なトリックが見所
秒で楽しめる都市型スポーツの醍醐味
開幕まで賛否両論あったオリンピック。
自国開催なのに、いまいち流れに乗れないと思っている方は
秒単位でクライマックスが訪れる都市型スポーツで、オリンピック気分を盛り上げてみませんか?