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「集合天才」を目指す 組織 での はたらき方 とは? - #集合天才 中小企業 こそ手に入れるべき イノベーション組織 の奇跡(2) - #チームエルのチーム学

こんにちは。Team-L(チームエル)の堀越勝格です。

Team-Lでは、実戦主義のコンサルティングを、自動車業界からスタートアップまで、様々な業種にご提供しています。その中で、理想的な組織として、Team-L自身が実践しているのが「集合天才」です。

そんなTeam-Lの社内でどんなことが起きているのか?集合天才を目指す組織とはどのようなものなのか?実際のエピソードを交えて、ご紹介します。

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先輩社員に気軽に質問できますか?

集合天才は、いわば「三人寄れば文殊の知恵」。つまり、1つの仕事を1人だけで担当している独立思考を強く持つのではなく、チームで担当しているという感覚が常に存在しているのです。

それだけでも、新入社員にとっては、とても心強いことですよね。初めて任された担当の企業に徹底的に向き合うことは当然の心がけですが、全てを自分だけで解決しようと思わなくても良い、ということです。

Team-L入社3年目の矢澤知哉は、集合天才の中での働き方について、次のように振り返っています。

「基本的に、あらゆる仕事において、Team-Lでは集合天才が適用されています。そのおかげで、社内で最も詳しい人に相談することで、最も的確な提案を、お客様にお出しすることができると実感しています。

例えば、お客様がM&Aを検討されているとお聞きしました。入社したての自分にとって、M&Aは未知の領域です。自分なりに勉強してはみましたが、相手の企業を見定めたり、関係を作ったり、円滑な契約を進めたり、M&Aをした後の組織やビジネスの統合など、非常に難易度の高いことがわかるばかりでした。

そうした時、社内でM&Aの経験がある、違う担当の先輩にすぐに連絡をして、相談し、最良のご提案を作っていくことができました。これは社内に集合天才の前提があるからこそで、自分もすぐに詳しい人を探して相談できましたし、相談を受けた先輩も、担当は違うし自分の仕事があったとしても、全力でお客様のために尽力してくれた、と思います」

何倍ものスピードで成長する

Team-Lにとって、「集合天才」は、会社の核となる、主たるコンセプトです。

矢澤が指摘したように、先輩後輩関わりなく、その分野に最も詳しい社内の人に気軽に相談することができ、相談された人は徹底的に貢献しようとします。それが、Team-Lのお客様のためになることが明らかだからです。

集合天才の組織にいることで、その人は1人では実現できないほどのスピードで知識や経験知を高めていきます。新入社員にとってすれば、とにかくみんながすごい勢いで教えてくれて、すごい勢いで急成長できると実感する のではないでしょうか。

それもそのはずで、相談した相手の専門的な知識や経験が、自分の仕事やお客様に注ぎ込まれて、一緒にそれらを経験することができるのです。こうすることで、誰かの学習にかけた時間が、他の社員の学びとなり、試行錯誤を少なくしながら、うまくいく事例を実践することができるようになります。

こうしたことが、集合天才を掲げる組織、そしてTeam-Lの社内では、毎日巻き起こっているのです。

Team-Lでは「お客様」が起点

前回の原稿でも触れた通り、集合天才には強力な「目的」(パーパス)が必要になります。

米General Erectric(GE)にとっては「世の中に役立つものを作りたい」でしたし、Googleにとっては「イノベーションを継続する組織」でした。また現在のAppleは「100年後も持続することを許される企業になること」として、気候変動や地球資源の問題に直結する施策を全社から集める集合天才を形成しています。

Team-Lにとって、起点となるパーパスは、やはり「お客様」です。

お客様の結果を追求すること、最高のものを生み出し、ご提供しようとすることを前にすると、いくら熟練のコンサルタントだとしても「1人では無力」だと考えるべきです。

「自分はなんでもできる」という傲慢は良しとせず、成長し続けることができる人ほど、謙虚になって、より良い結果を求めるという発想になっています。

このことは、組織全体のパフォーマンスを上げることにもつながっています。成長する組織にとって大切な考え方である集合天才ですが、メンバーとしての振る舞いは、経営者にとっても社員にとっても、非常に高度な精神性が求められるのも事実です。

謙虚であると同時に、個が目立ちたいという欲求を理性で抑えていく必要があります。成長意欲は爆発させなければなりませんが、仲間を大切にし、助け合わなければなりません。

では、そうしたカルチャーを、どのように作り出せば良いのでしょうか。


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