1990年8月7日のプロ野球1(職業野球新聞)
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1990.8.7/巨6-11洋/巨人の41歳ベテラン加藤初投手が4点ビハインドの九回に登板し、大洋遠藤一彦投手から三振を取って通算1500奪三振を達成。巨人斎藤雅樹、大洋野村弘樹と今季好調の両先発が揃って6失点する波乱を、大洋が先発全員の19安打猛攻で押し切った。巨人は二番手水野雄仁投手の炎上が誤算。
この日の前の1990年8月5日の試合で一番横谷彰将右翼手、二番高橋雅裕右翼手、宮里太中堅手、ジョーイ・マイヤー一塁手、ジェームズ・パチョレック左翼手、高木豊二塁手と実にスタメン6選手がマルチ安打をマークした大洋は、
移動日を1日挟んだ8月7日の東京ドームでも大洋は打線の勢いは止まらず、四番ジョーイ・マイヤー一塁手、五番ジェームズ・パチョレック左翼手、六番高木豊二塁手、七番清水義之三塁手、果ては先発投手を務めた野村弘樹投手までもが複数安打を記録。
全体でも先発全員安打となる19安打11得点で巨人投手陣を打ち崩しました。
また、点差が離れた試合ということもあって九回にはコーチ兼任でこの年で41歳になる加藤初投手が登板。
シーズンを通して6登板に留まりましたが、長くボールを持ってじっくりと熟考する投球スタイルと焦らすテクニックは健在で、怪我もあって満足にプレーできない中でしたが少ないイニングにあっても存在感を発揮しました。
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