1990年11月22日のプロ野球1(職業野球新聞)
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阿井英二郎投手は1983年にドラフト3位でヤクルト入団。
肩の力が強く、速球に期待されての入団で、投手として芽が出なかった1985年春先には捕手へのコンバートを打診された程でした。
打診を断った1985年のシーズン早々4月に救援登板で2回1失点と一軍デビューを果たすと、1週間後には先発登板。初勝利は8月までお預けとなりましたが、最終的に44登板3勝を挙げて一軍戦力としてまずまずの数字を残しました。
翌1986年には43登板9勝、1987年には36登板5勝と3年連続で一軍帯同をしましたが、肩の力に頼る投球フォームや登板がかさんだこともあって内容が徐々に悪化。
トレードで心機一転、ロッテでの飛躍を誓いますが、1991・1992年は共に2登板に留まり、1992年で現役を引退します。
そこから自らの故障の経験を活かして後進の指導や教師として教育に励み、2012年オフには日本ハム一軍ヘッドコーチに就任。退任後も教授に着任する等、活躍の場を広げています。
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