1990年10月6日のプロ野球(職業野球新聞)
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1990.10.6/洋5-3神/大洋加藤博一外野手が引退表明。加藤選手は西鉄にドラフト外入団。脚力を武器に二軍で首位打者・盗塁王を獲得して阪神移籍後に一軍定着。大洋移籍後は高木豊・屋鋪要両選手と共に俊足三人組「スーパーカートリオ」の一角を成した。この日の出場はなく、引退試合は13日を予定。
本編にもあるようにウエスタンリーグで1974年首位打者、1976・1977年に盗塁王になった俊足の選手で、最初に入団した西鉄では一軍台頭を伺う機会に乏しく、全体としてはやや遅咲きの選手でした。
阪神移籍後に準レギュラー、レギュラーとして活躍。さらに移籍した大洋では1984年に「スーパーカートリオ」の一角として、ユニークな人柄・性格とも相まってチームの顔役に。
小技を何でもこなせる二番打者として、一番高木豊、三番屋鋪要を繋ぐ役割でチーム攻撃の要として活躍しました。
引退後も幅広く野球の魅力を伝えることに長け、長らくテレビ・ラジオ等のメディアで大活躍しました。
享年56歳。早逝に衝撃を受けた野球ファンは多かったのではないでしょうか。
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