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入学式に感動 # 母が語る2度目の高専入試

5色の旗

高専で行われる正式なセレモニーでは、舞台に5学科の旗を飾ります。
長男のときはセレモニー自体が行われることなく学生生活が始まってしまいました。

そのため、葉介の入学式が行われる体育館へ入ったときの感動は深く、あの光景はいまだ忘れられません。

赤、黄、オレンジ、緑、紫色が各学科のシンボルカラー。
5色の学科旗が非常に厳かな雰囲気を醸し出しています。
その様子を眺めながら、「よく高専に合格できたなあ」としみじみ思いました。

保護者席は生徒の後ろ側

葉介の高専で行われた入学式では舞台上に学校長を含め数人の先生方が並び、舞台下にクラス別の新入生が整列。
学科別ではなく、混合クラスです。
その中で学科順、あいうえお順に並んでいます。

その後ろに保護者席があったのですが、新入生は舞台に向かって並んでいるため、顔は見られません。
でも葉介の学科は一番後側だったので、クラスの最後列にいました。

そして、私は保護者席の前のほうに座っていたため、後ろ姿ではありますが葉介の様子を見ることができました。
スマホでの撮影もばっちりです。

中学のときは入学式も卒業式も生徒は保護者のほうを向いていましたが、それとは様子が違いました。
保護者のためではなく、あくまでも学生を歓迎するためのセレモニーであるということなんだと思います。

高専の校歌は貴重

長男の入学式で聞くことのなかった校歌も聞きました。
これが私が校歌を聞いた最後です。

いつかの保護者会で、「校歌を聞いたことがない」と言っていた父兄の方がいましたが、葉介の高専に限ったことではなく特別な行事がないと校歌を聞く機会には恵まれないものなのかもしれません。
動画を撮影しておけばよかったとも思いました。

長男はこの雰囲気を味わえなかったのだと思うと本当に残念というか気の毒…かわいそう?
卒業式は無事に行われることを願いつつ、平時であることの有り難みを実感。

保護者はきっちりな装い

長男のときはジャケットを着つつ、入寮のための荷物運びを想定してチノパンにしました。
ちょっと華やかなストールでよそ行き感を出しましたがセミフォーマルよりもカジュアル寄り。

他の父兄も中学校の卒業式よりかしこまった感じはなし。

そして葉介の入学式では荷物運びを長男に任せる気満々だったので遠慮なくきちんと支度しました。
でも十分な換気を行う体育館は非常に寒い。
結果、コートを着たまま。
気合いを入れすぎたという…、それもまた思い出です。

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陽央
子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。