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書くことが現実化につながる理由

数年前にある人に「この世に出ていない脳の中の考えを文字にすることは現実化の一歩だよ」といわれてからちゃんと手帳術を活用するようになったのですが、そのおかげで本当に叶いやすくなったのを実感しています。

それは単純に「書くといいよ!」ではなくて、「どうして書くのが良いのか?」を自分の中で腑におとしたことで行動につながりました。

書くことって誰でもできるのに、「めんどくさい」だとか「そんなことで叶うわけがない」としてしまうのはもったいないと思うんです。

書くという行為が脳にどんな刺激を与えて行動につながっていくのかをきちんと腑に落とせば、ジャーナリングももっと流行るんじゃないかなと。笑

そんな思いも込めて、どうして書きだすと目標達成や夢の実現につながるのかをまとめておきたいと思います。

視覚を取り入れることができる


書き出すことで、単に頭の中で考えるのではなくて、視覚的にとらえることも追加されます。
私たちの脳って視覚的な情報を強く記憶する傾向にあるので、目標や計画を紙に書き出して繰り返し見ることで、脳にその情報が深く刻み込まれていくんです。

脳の働きを活性化する

書き出すことで脳の複数の部分が活性化します。
言語を司る部分、視覚を処理する部分、運動を制御する部分が同時に働くので、情報が脳により定着しやすくなるんです。

前頭前野の活性化

書き出す行動は脳の前頭前野を活性化させます。
ここは、計画や意思決定、自己制御を司るところなので、計画や行動を具体的に立てやすくなります。

海馬の記憶強化

書き出すと海馬が働いて情報を短期記憶から長期記憶に移されやすくなります。なのでより重要な目標や計画は、書き出すことで海馬がその情報を長期的に記憶しやすくなるので忘れにくくなるんですよ。

ドーパミンの分泌

書き出すと脳内にはドーパミンという化学物質が分泌されます。
「快適ホルモン」といわれるドーパミンは、やる気やモチベーションアップをする役割があるので、目標達成したときの喜びをイメージしながら書き出すことで、よりドーパミンの分泌が活発になって目標達成に向けた行動が自然に促進されます。

潜在意識に働きかける

書き出すと潜在意識の中に目標や夢が浸透しやすくなります。
潜在意識は意識の95%以上を占めていると言われていて、行動や思考のほとんどを支配しています。
目標を繰り返し書き出して目にすると、潜在意識に強く浸透していくので、無意識のうちに目標達成に向けた行動がとれるようになるんです。

まとめ

書き出すことは、視覚的な入力を増やして脳の働きを活性化し、潜在意識に働きかけることで現実化を助けます。
脳の前頭前野や海馬、ドーパミンの分泌を利用して実際に達成されやすくなるんです。

書くという行動は、脳に大きな影響を与えていて、現実化にするための強力なツールになっているんですよ。

たとえば、中学生のA子さんが「毎日、宿題を必ず忘れずにやる」という目標をたてたとします。

1.「毎日、宿題を必ず忘れずにやる」と紙に書き出す
2.  書き出した目標を机の前に貼る
3. 毎日その目標を見て、宿題がおわったらチェックをいれる

こんな感じで、書き出して目標を明確化し、脳がその情報を重要だと認識して記憶しやすくなります。それを毎日達成させることでドーパミンが分泌されてモチベーションが維持されることで、大きな達成へとつながっていきます。

夢も仕事も、基本同じやり方で良いはず。

むずかしく考えないで、書きだしてそれを見るようにして毎日小さな達成感をつくっていけばちゃんと現実化される。

とってもシンプルなことなんだなと。^^

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