知ってほしいこと。障害のある子供が生まれる確率は○%
こんにちは、チームシンヤです!
今回は、少しセンシティブな話題かと思います。
ただ、自分の子供だけではなく、孫、甥っ子、親友の子まで含めると誰しもが関係のある話だと思います。
そのため、多くの人に知ってもらうことで障害に対する抵抗や嫌悪感などが少なくなればと考え、話していきます!
障害のある子供が生まれる確率は「3%」
障害のある子供が生まれる確率は、おおよそ3%と言われています。
この数値の注意事項がいくつかあります。
正確な数値は公表されていない、先天的に絞るため・後天的な障害を除くことが難しい
後述しますが、年齢や遺伝でより高くなることがある
発達障害などグレーゾーンと言われる人たちの判別が難しい
などの観点からおおよその数値であることご了承ください。
3%って多いと思いますか?少ないと思いますか?
私個人の率直な意見からすると多いなと感じました。
33人生まれたら1人は先天的な障害がある。
他人ごとではないことが伝わるでしょうか?
障害の程度はさまざまですが、心の準備ができていないとショックを受ける方もおられると思います。
年齢・遺伝によって変わる数値もある
年齢や遺伝でどうしても生まれやすい障害種はあります。
・高齢出産で生まれやすい障害種「染色体異常」
染色体異常は高齢になればなるほど確率は上がります。
1番多い染色体異常は、ダウン症(21トリソミー)で、5割程度だと言われています。
・高齢出産で染色体異常のリスクが高まる理由
女性は、生まれてくる時に既に卵子ができあがっています。
そのため、年齢を重ねるにつれて卵子の質が低下し、染色体異常が起こりやすくなるのです。
ダウン症に関しては、ダウン症の出生前診断ができ結果的に妊娠を継続するか、中絶するかを選択することができます。
社会的に様々な意見がありますが、どちらの選択、考えも尊重されるべきであると思います。
中絶を行った人に対しては、私のように知識があれば育てる不安も少ないでしょうが、人それぞれが置かれている立場を考慮して接してほしいと思います。
・遺伝によって生まれやすい障害種
染色体異常: ダウン症、エドワーズ症候群、パタウ症候群など、染色体の数や構造に異常が生じることで起こる障害です。
単一遺伝子疾患: 鎌状赤血球貧血、嚢胞性線維症、血友病など、特定の遺伝子の異常によって引き起こされる疾患です。
多因子遺伝疾患: 口唇口蓋裂、先天性心疾患など、複数の遺伝子と環境要因が複雑に絡み合って起こる疾患です。
このように遺伝が原因の障害はさまざまなものがあります。
遺伝子検査について
近年、遺伝子検査の技術が発展し、妊娠中に胎児の遺伝子異常を調べる検査を受けることが可能になりました。
これらの検査は、将来の病気のリスクを予測したり、適切な医療を提供するために役立つことがあります。
まとめ
今回は、「知ってほしいこと。障害のある子供が生まれる確率は3%」ということでお話をしてきました。
私はまだ親ではないので、子供を作る気持ちや子育てについては分かりません。
ただ、特別支援学校の教師としての意見としては、どの子もかわいいし、おもしろいし、ステキで素晴らしいです!
世の中が障害に対して寛容になり、障害者自身、家族、関わる人たちが生きやすくなればなと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ良ければ、スキ!とコメントをよろしくお願いします!