食事をしながらモノの名前をインプット(1528文字の記事です)
食事は毎日するものです。その食事で学びがあれば毎日成長できるという事です。生後6ヵ月になると離乳食も食べられるようになってきます。そこから3歳くらいまでは、見て、聞いて、食事中に情報を得て学ぶ事が沢山あると思います。上手に子どもの注意を引きつけながら、楽しく学べる時間にしましょう。
◆食べ物の名前を教える◆
まずは食べ物の名前を教えます。最初は簡単なやさしい説明を心がけてください。”ジャガイモ / Potato!””ニンジン / Carrot!”など単語だけでも良いでしょう。食べ物を指さして、赤ちゃんが見たと思ったら”ジャガイモ / Potato!”と単語を言います。
例えば、カレーライスなど色々な食材が隠れて入っているような食べ物は、カレー / curry and riceとだけ教えて、ニンジンやジャガイモなどの具は段階を追って説明します(2歳を過ぎてからくらいで良いと思います)。
サラダのように、それぞれの具材がハッキリ確認できるものは、サラダ / saladという言葉を導入した後、トマトやレタス、キュウリが入っていることを教えます。
これはサラダだよ。
This is a salad.
ディスイズアサラッド
※サラダの入ったお皿を両手で包むようにして見せると、これ全部でサラダというのが伝わりやすいです。
これがトマトだよ。
This is a tomato.
ディスイズアトメイトウ
※This is a tomato. = トマト と誤解されないように、最初は「ディスイズ….ア….トメイトウ」と区切って言って、トメイトウのところで子どもの方にトマトを差し出し、発話を強調すると良いでしょう。
耳で聞いて、目で見て、臭いを嗅いで、さわって、食べて。できるだけ五感を多く使って覚えさせるのがオススメです。このようにして覚えた表現は忘れにくくなります。
◆食事で使う簡単なフレーズを教える◆
おなかすいた?
Are you hungry?
アーユーハングリー
※赤ちゃんのおなかをさすりながら言うと伝わりやすいと思います。
朝食/ランチ/夕飯の時間だよ。
Time for breakfast/lunch/dinner.
タイムフォーブレックファスト/ランチ/ディナー
おいしい?
Yummy?
ヤミー
※親が食べて、ニッコリ笑ってうなづきながら”Yummy!”と言っているとわかるようになります。
おなかいっぱいになった?
Are you full?
アーユーフル
※赤ちゃんのおなかをさすってチェックするしぐさをすると良いでしょう。
もっと食べたい?
Do you want more?
ドゥユーウォントモア
※食べる真似をしながら言うと伝わりやすいでしょう。
ごちそうさまでした。
Thank you for breakfast/lunch/dinner.
サンキューフォーブレックファスト/ランチ/ディナー
※わが家では「いただきます」という意味で、同じフレーズを食事前にも言っています。手を合わせて言っても良いでしょう。その辺は各家庭でやりやすいスタイルでOKです。
◆子どもを笑わせる鉄板テクニック◆
子どもにアーンと口を開けさせて食べさせてあげる場合、口にスプーンが到着する寸前で方向を変えてそれて行ってしまって、親も自分の意思と関係無くそれを見ているような感じで「あーあーあー」と驚いて、「おかしいなあ。 / It's strange. 」と首を傾げながらもう一度チャレンジして、また同じようにやります。さっきと違う方向にそれて行くのも良いでしょう。突然上に上がるのも面白いと思います。あまりしつこくても子どもが早く食べさせろと思ってしまうので、表情を見ながらやってみましょう。