喉が痛かった僕がアプリで社会の授業を切り抜けた話(未来の可能性)
教師の職業病と言えば、そう、喉の痛み。
日々喉を酷使するこの仕事をしていれば、時には「授業があるのに喉が痛くて声が出ない…!」
「今日は休めない…!こんな日に限って…!」
なんてこともあります。
そんなアナタにオススメなアプリを紹介します。
それがこれ、「読み上げアプリ」です。
できることは音声を読み上げること。それだけ。
あと効果音もちょっとだけ出せます。それだけ。
ただこのアプリ、音声アプリの中でも、かゆいところに手が届く感覚が最高なんです。
どこにそんなに魅力を感じたかというと
自分で言葉の登録ができる
これです。
これがあるだけで全然違うんです。
実際に授業でアプリを使ってみて感じたのですが、意外と授業を成立させるのに必要な言葉って少ないんです。
「はい」
「いいえ」
「素晴らしいです」
「班で話し合いましょう」
「では、作業を始めましょう」
「手を止めて、前を向きましょう」
これくらい登録しておけば、余裕で授業が成り立ちます。マジで。
細かな説明や指示は難しいですが、そもそも喉が痛い中でそんなハイレベル授業は求めませんよね。
他のアプリだと、毎回話してほしい言葉を打ち込まなきゃいけなかったりして、授業のテンポにはどうやったってついていけない。
その点、このアプリは自分で好きな言葉を事前に登録できるんです。
そして、それがボタンとして設置されます。
あとはそのボタンを押せば音声で喋ってくれる神仕様。
連打だってお手のものです。
二学期末の僕を支えてくれた戦友です。はい。
相変わらず喉が痛いが、アプリはある程度使いこなせるようになったある日。
「どうしてもここで社会の学習を進めないと…!」という思いのもと、このアプリとジェスチャーのみで、社会の日清・日露戦争についての授業をするという無謀なチャレンジをしました。
黒板とジェスチャーを駆使し、額に汗をかきながら戦争の経緯や講話内容を語る?僕。
淡々と
「班で話し合いましょう」
「発表しましょう」
「いいえ」
と音声でサポートしてくれるアプリ。
そして、言わんとすることを、まるでクイズ番組のように推測する子どもたち。
授業中、三者が一体となった、不思議で素敵な空間がそこにはありました。
授業終わりのチャイムが鳴ると、何故か子供達から沸き起こる拍手。
未来的な、良い時間でした。(実話)
こんな感じで、めっちゃやくにたちます。
無料なので、いざという時の保険として是非どうぞ。
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