学校行事は多すぎる❗️減らせ❗️
毎年毎年6年担任を任されて感じることがある。
それは「学校には行事が多すぎる」ということ❗️
何も、むやみやたらに全ての行事を批判しているわけじゃない。
もちろん、これまで行事で大きく成長してきた子たちも山ほど見ている。
卒業した後も「あのときの行事がさあ」なんて言いながら、素敵な過去の思い出として心に残っている子もいる。
だから、必要な行事はあるかもしれない。
まあ、きっとあるんだろう。
でもね、よーくよく見返してみてほしい。
その行事、本当に子どものためにやってる?
保護者のためにやってない?
他の先生の意見に流されてやってない?
「去年もやってたから」って事なかれ主義でやってない?
変えるの面倒だからって惰性でやってない?
ひょっとして…管理職や教育委員会のお偉いさんのためにやっちゃってない?
何よりも、
自分の点数稼ぎのために、やってない?
見分け方は簡単。
形が整っていない時にイライラするかどうか。
列が並んでない。
声が揃ってない。
息が合っていない。
熱量が揃ってない。こういうところにイライラしている自分がいたら、それはほぼ間違いなく「子どものための行事」ではない。
即刻辞めるべきだ。
だいたい、やるべきことや人間の数に対して行事が多すぎる!
ただでさえトイレにもコーヒーを飲みにも行けないくらい忙しい中、やれ運動会やれ学習発表会と、次から次に行事行事行事…!
そうしてキツキツのスケジュールの中で
学力を上げろー
生徒指導しろー
人権教育しろー
ICT教育しろー
授業を工夫しろー
といっても、そら無理ってもんですよ。
二兎を追う者は一兎をも得ず
って言葉がある。
本当に大切なものが何か分かっていたら、そこに一点突破でリソースを集中しなきゃいけない。
子どもたちが社会に出てから生きていくために必要な力は、行事を上手くこなして大人たちを満足させる力ですか?違いますよね。
だったら、無駄なものを削ぎ落として、本当に必要なものに時間と労力を割かなきゃならんのです。
今はGIGAスクール構想も進んできて、環境はずいぶん整ってきた。であれば、今こそ不要な行事を排除した上で、がっつりプログラミングやらICT教育やらに力を注いでいくべき時なのでは無いかと思う。
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