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アレクサンダー氏の言う「習慣」とは。

こんにちは。

FMアレクサンダーの第一作目「人類の最高遺産」は現在、新訳で電子書籍版が準備されています。

今回は紙版の「第一部 6 習慣的な思考が及ぶ肉体」から引用します。

FMの言う「習慣」とはなにかが以下のように書かれています。

仮にFMへの反対者が「習慣的な精神が悪いとほのめかしているようだが、それならなぜ習慣というものを奨励しているのか。仮にそれが『正確で有益な』習慣としてもおかしくないか」と突っ込んだとして、FMは以下のように答えると言います。

習慣とはいえ、認識されわかっているものと、そうでないものとはお互いに異なっている。・・・はじめの事例は意志によって変更可能であるが、後のものは不可能であるといえる。本当に意識的な調整を手に入れたら、『習慣』を固定する必要が全くなくなる」

ある時「有益」だとしていても、別の時には「有害」になるかもしれず、どちらにせよ認識されていない習慣は変更できないので、場合によっては障害になる可能性もありそうです。

日々の、生活の中で繰り返し行っていることは、無意識化され習慣化されがちですが、自ら意識を向けて認識する、習慣を変更する際にはそれが必要な事だと改めて思いました。

上記の文はFMが「大事なところだ」と2度も強調している箇所で、当該原理において非常に重要な考え方だとわかります。

今回もお読みいただきありがとうございます。

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