香りを楽しむ、花茶の淹れ方
ベトナムの伝統茶といえば蓮茶。古くは、王族のためのお茶として愛されていた高級品でしたが、今では国民的な飲みものとして愛されています。
最もポピュラーな「蓮花茶」は、緑茶に蓮の花の香りを付けた茶葉のこと。茶袋を開けた瞬間から、お湯を注いでいるとき、口に含んだあとも華やかな香りがずーっと広がります。
香りを引き出す4つのポイント
蓮やジャスミンをはじめフルーツなどを香り付けした茶葉は、香りをしっかり引き出すのがポイント。4つのポイントをおさえるだけで美味しく淹れることができます。
① ティーポットとカップを湯通しして温めておく
出来上がりの温度が変わらないようにすることで、淹れたての風味をキープすることができます。少し手間に感じますが、風味が格段に変わるのでぜひお試しを。
② 茶葉の量は正確に!
300ml※のお湯に対して茶葉4〜5gが目安。ティースプーン約2杯分を目安にしましょう。細かい茶葉の場合はティースプーンに普通盛り、大きめの茶葉の場合は山盛りに。
※Teaおすすめのたっぷり1杯分
③ お湯はしっかりと沸騰させたものを
蓮花茶とジャスミン茶のベースは緑茶です。しっかりと沸騰させたお湯で注ぐと、渋みに勝る香りを引き出すことができます。
④ 蓋をして蒸らす
蓋をして蒸らすことで温度を一定に保つことができ、本来の香りを味わうことができます。
アイスティーもおすすめ
スイートな香りのトロピカルジャスミンやジューシーパインは、アイスティーも絶品!美味しい淹れ方はさまざまありますが、Teaでは「オンザロック方式」をご紹介。名前の通り、氷の上からホットティーを注ぐだけですが、3つのポイントを抑えておくと美味しく作ることができます。
① 2倍の濃さのホットティーを用意する
氷で薄くなるため、少し濃いめに淹れましょう。茶葉の分量は変えずお湯の量を半分に。
② 蒸らし時間は2分程度が目安
渋みが出ないよう、ホットティーよりも短めに。
③ 氷めがけて一気に
耐熱グラスに氷をたっぷりと入れ、氷に直接注ぎましょう。ゆっくりと注ぐことで氷全体に紅茶が広がり、一気に冷やすことができます。
※破損の恐れがあるため、必ず耐熱グラスを使用してください。
Teaで出会えるベトナムの花茶3選
蓮花茶をはじめ、ベトナムをイメージしたジャスミンティーをベースにしたフルーティーなお茶ご用意しています。
蓮花茶
緑茶に蓮の花で香り付けしたベトナムで愛されるお茶のひとつ。香りを楽しむには3分間しっかり蒸らすのがポイント。緑茶のほのかな渋みと蓮の甘い香りがクセになります。
トロピカルジャスミン
ダイスカットのパイナップルをたっぷりとブレンドし、完熟マンゴーの香りを合わせたトロピカルな味わいのジャスミンティー。甘みのない爽やかな味わいなので食後のお口直しやデザートの代わりにも◎
ジューシーパイン
ジャスミン茶にパイナップルの香りを付けた、南国気分のフレーバージャスミンティー。口の中の油分をさっぱり洗い流してくれるので食事のお供にも。
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