おうちにあるティーポットで!中国茶のおいしい淹れ方
はじめまして。旅するように楽しむ、お茶の定期便サービスTea(ティー)です。このnoteでは、お茶の美味しい淹れ方をはじめ、お茶の時間がもっと楽しくなるさまざまなコンテンツを発信していきます。
第一弾は、中国茶をご紹介!
はじめての中国茶
数千種類以上あるといわれている中国茶。発酵度の違いによって大きく6つに分類され、「緑茶」「黄茶」「黒茶」「白茶」「青茶」「紅茶」は6大茶と呼ばれます。
淹れ方は何通りもありますが、決まった作法はありません。「一煎目は捨てた方がいいの?」「茶葉は揉んだほうがいいの?」など、いろんな疑問がでてきますが、日常で飲むお茶は”気軽においしく”淹れるのが1番。
中国茶はお湯を注げば繰り返し(4〜5回)飲めるので、はじめての人にもおすすめです。茶葉の特徴に合わせて、おうちにあるティーポットで気軽に楽しみましょう。
お湯の温度について
緑茶や白茶のような発酵度の低い茶葉は低温(80‐90度)、烏龍茶のような半発酵された青茶は90度以上の熱湯、黒茶や紅茶は熱湯で淹れるのが一般的と言われています。発酵度が低い茶葉は、低温のお湯でじっくりと甘みを出し、発酵度が高い茶葉は、高温のお湯で香りを一気に引き出しましょう。
まずは茶葉のパッケージをチェック
それぞれのパッケージには、300mlのティーポットを使用した場合の目安が書かれているので、温度や分量の参考にしてください。
ティーポットだと約3回分、ティーカップだと18杯分くらいの茶葉がたっぷりと入っています。一度にすべての茶葉を使わないようご注意を🙏
黒茶の淹れ方
プーアール茶でご紹介。
・ティーポットに茶葉4g(ティースプーン2杯分くらい)をセットする
・沸騰させたお湯をゆっくり注いで2分ほど蒸らす
・色が濃く出てきたら完成
💡事前にポットとカップを温めてあげるのがコツ。お湯を注いで、捨てるだけ。温度を一定に保つことで美味しいお茶が作れます。
※使用している茶器は、KINTOの「UNITEA ワンタッチティーポット」
青茶の淹れ方
中国茶の中にも、杭州龍井茶(こうしゅうろんじんちゃ)のように、渋みのない緑茶のような味わいの茶葉があります。やや低温でゆっくりと抽出することで甘みが引き出せます。
・85度くらいのお湯を用意する(沸騰させたお湯を別の容器に移してから、ポットなどに戻し、30秒くらい待つと85度くらいのお湯になります)。
・茶葉4g(ティースプーン2杯分くらい)をセットする
・お湯をゆっくりと注いで2分ほど蒸らす
・茶葉がひらいてきたら完成
Teaのおすすめ中国茶3選
プーアール茶のような慣れ親しんだ味わいから、鳳凰単叢蜜蘭香や岩茶肉桂など日本でなかなか出会えない茶葉もご用意しています。
プーアール茶
「陳香」と呼ばれる土のような香りが印象的なプーアール茶ですが、飲みやすい華やかな香りをセレクト。さっぱりとした口あたりで、飲茶に定番のお茶。
鳳凰単叢蜜蘭香(ほうおうたんそうみつらんこう)
広東省を代表する烏龍茶。ライチのような甘い香りが広がります。厚みのある味わいと香ばしい後味も特徴。世界中の中国茶ファンに親しまれています。
杭州龍井茶(こうしゅうろんじんちゃ)
龍井茶は中国緑茶を代表する古くからの銘茶のひとつ。ひとくち飲むと緑茶の豊かな香りと、渋みのないまろやかな味が楽しめます。飲むほどに旨味が広がり、懐かしさの中に新しさを感じるお茶。
お茶の楽しみ方はさまざま。ティーポット以外にも、蓋碗などを使った上級者編もご紹介していきますのでお楽しみに!
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