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なぜエッセイは面白いのか?エッセイは、著者も読者も楽しい!

最近、手に取る本はエッセイが多い。
どうやらエッセイを書くことは面白いようだ。
著者も読者も面白いエッセイ。
読者側である私は、なぜエッセイを読むことが面白いのか??


結論:エッセイは2~4ページの短い文章の中に、著者のメッセージが込められている。隙間時間で読書を楽しんでいる、今の私に合っているのだろう。

エッセイとは

自分の体験や感想を自由な形式で綴った散文のこと。「随筆」とも呼ばれ、日本では平安時代中期に書かれた清少納言の『枕草子』から始まったとされています。ある人物・出来事について、時系列を意識しながら客観的に事実を記していくノンフィクション作品に対し、エッセイはより著者の心情や思考に焦点が当てられているのが特徴。扱っている題材も、何気ない日常・旅・グルメなど、読者も身近に感じられるものが中心です。
「エッセイとは」検索すると↑そういうものだそう。納得。

(エッセイ、エッセイ、と何度も入力。えっせい、なぜか入力間違えてない?か私と何度も手が止まる言葉・・・)

今、楽しんでいるエッセイ
「からまる毎日のほぐし方」著者:尾石晴


9月25日に発売された尾石晴さんの「かまる毎日のほぐし方」を読むことが、最近の楽しみ。面白いのですぐ読み終わりそうだが、2回は読みたい本。

尾石晴さん、言わずと知れたvoicyパーソナリティーで大人気の方。
外資系メーカー16年勤務し管理職として活躍。現在は、voicyのトップパーソナリティー、オリジナル商品の開発販売・ヨガスタジオ運営、そして大学院で博士課程へ進学。

「かまる毎日のほぐし方」は、通常プレミアムvoicyで語られているような著者の最新の心情や思考を深堀してつづられている。

9月24日のvoicyでこのご著作について語られていました。

どうやらエッセイ、書く側、著者も書く作業が面白いらしい。
9月25日放送の尾石晴さんのvoicyで、そうお話されていた。

エッセイを書くことがなぜ面白いか(著者側)

晴さんは今まで書いた本の中で、一番書くことがむずかしかったが、一番書いていて楽しかったそう。以下、上記voicyから抜粋。

エッセイを書くことは私的なことを語ることになるで恥ずかしと感じる。
あまり人に明かしたくないこともある。しかし、書けば書くほど自分の気持ちが整理される。(感想:他者を意識しながら書くことで著者の気持ちも整理されるということかな)

『自分の考えていることが正しい、だからこうした方がいい』と発信することは、おこがましいと思っている。人それぞれ、いろいろな考えや意見があっていい。みんな他者との合理性、自分の合理性がある。だから、みんな違った行動をとっている。
(感想:晴さんは、自分の意見を押し付けたいわけではない。もし、晴さんの考えが、今何かしらにからまっている人に届くことでほぐれるならば、その人に届いたらいいな、ぐらいの気持ちで書いたよ、ということかな)

エッセイというものは、こうした方が良いと思っていることを嫌味なく伝えられる。(感想:だから書いていて楽しかったということか)
エッセイは、読者が筆者のことを嫌味なく受け取れることができる。

読者側である私はなぜエッセイを読むことを面白いと思うのか

今、小説は読みたいと思わないがエッセイやビジネス書などは読みたくなる。
理由①:短時間で読める
まとまった時間を取る心の余裕がない。章立てのビジネス書や2~4ページでひとつのエピソードを読めるエッセイがちょうどいい。

理由②:著者が好き
エッセイは、著者を尊敬していたり、興味があるから手に取る。
注目している人が考えていること、最近体験したことを知ることができるというのは、読書欲をそそられる。

小説もある意味、人の考えを見せてもらえるが、やはり実在している人の今の思考に触れることとは違う。

理由③:読んでいて迷子にならない。
ビジネス書だと著者が伝えたい思考法や何かしらの解決策などを解説している。何かしらのゴール、目的がある。

一冊を通してそのゴールへ向かって、読者の手を引っ張っていってくれるのだが、私の読解力や理解力が不足し、時折ゴールへたどり着く前に迷子になることがある。なんとかゴールに行くが長距離を思考が移動しているため、途中訳が分からなく目が回っていたりする。ゴールへの道筋は知ることができるが、本によっては、ちょっと私にはできない技だったりもする。

エッセイの場合、各エピソードが2~4ページと短いため迷子にはならない。
そして、私は、ビジネス書はテーマや題材で選ぶが、エッセイは著者で選ぶ。さまざまなエピソードや考えが書かれていて、意外な話で心が動いたり学びをもらったりできる。

晴さんのエッセイ、現在154頁。読み進めるのが日々の楽しみになっています。



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