年末、note公式から「お歳暮」が届いた話
私のnote二年目が終わる一週間ほど前、「二年目の最後の記事」を書いたところで嬉しいお知らせが届いた。それは───
note公式による「今日の注目記事」に選ばれたのである。
素直に嬉しかった。
一年目に続き、二年目も毎記事頑張ってコツコツ書いてきたので、その頑張りを認めてもらえたみたいで本当に嬉しかった。しかも「二年目の末」というタイミング、まるでお歳暮だ。
実は「今日の注目記事」に選ばれたのは今回で二度目になる。
初めて選ばれた時は、「今日の注目記事」のことをよくわかっていなくて、「note内で宣伝してもらえるなんてラッキー!」ぐらいにしか思っていなかったけれど、選ばれたことによる「スキ」と「ビュー」のとんでもない増え方には、ただただ驚かされた ↓ ↓ ↓
そこから「今日の注目記事」について調べたり、「今日の注目記事」について書かれたnote記事を読んでみて、選ばれることがどのくらい凄いことなのかを知った。
現在、noteには一日約4万記事(*1)が集まると言われており、その中から一日10~15程度の作品が「今日の注目記事」として選ばれる。
この話を聞いて、みなさんはどんな風に思うだろう。もしかしたら、
「そんな確率なら自分の記事なんて選ばれるわけがない」と思う人が多いかもしれない。
現実的に考えれば、確かに「今日の注目記事」に選ばれる可能性はとても低い。
そんな限りなく低い可能性の中、私が二度「今日の注目記事」に選ばれたのはなぜか?
二つの「あるもの」が揃ったから、だと私は思っている。それは───
「運」と「力」だ。
実際に一日約4万記事が集まるとすれば、それだけ膨大な記事をnote公式の方々がすべて確認するというのは現実的ではない。おそらく、目に触れることなく過ぎていく記事もあるだろう。
つまり、そこでnote公式の方々の目に触れるかどうか、それが「運」だ。
ただ、その運に恵まれたとしても、もしその記事に「力」がなければ、その記事は「今日の注目記事」に選ばれることなく、そのまま通り過ぎていくことになる。つまり───
「運」があっても、「力」がなければ選ばれない。そして「力」があっても、「運」がなければ選ばれない。
では、記事の「力」とは何か?
例えば、「文章力」「構成力」「発想力」「観察力」「想像力」「創造力」など、他にもいろいろあるけれど、そうした力のある記事は読む人の関心を惹きやすい。ただ・・・
必ずしもそれらすべてを備えていなければならないわけではない。
どれか一つが突き抜けている記事、あるいは二つの力を兼ね備えた記事、さまざまなタイプの記事があるなかで最終的に決め手となるのが「魅力」だ。
記事として、「魅力」つまりストーリーを「魅せる力」を感じられるものが「今日の注目記事」として選ばれるのではないかと私は思う。
だから、エッセイに限って言えば「私には文章力がないから」とか「私にはアッと驚くようなエピソードがない」とか、そんなことはそれほど重要ではない。
文章力がなくても、圧倒的に「素材の切り口」が魅力的なら選ばれる可能性はあるし、凡庸なエピソードだって「語り方次第」で勝負は出来る。
今回私が「今日の注目記事」に選ばれた記事も、特異でもなければレアでもない。誰もが経験そして体験しうる出来事だ。
ただ、そのエピソードの
「どこに目を留め」、「どう感じる」か。
そして、それを
「どう切り取り」、「どう魅せる」か。
今回「今日の注目記事」に選んでもらった記事を読んでいただければお判りの通り、私は特別文章が上手いわけではない。
贔屓目に見たって、せいぜい「中の上」ぐらい。時々、文章を褒めてもらえることもあるけれど、それはきっと上手とか下手ということではなく、文章の「味」、つまり個性に対してだと思う。
私自身「ナンバーワン」の文章より「オンリーワン」の文章を目指しているので、文章についてコメントをいただけると凄く嬉しい。
そして、読んでくれた人が理解しやすいよう、そして面白く思ってもらえるよう、自分なりに表現や構成をとことん考え、いつも一生懸命書いている。
それが結果的には、私の記事の「力」になり「魅力」となって、その「熱量」が「運」を引き寄せたのだと思う。
だからもし、「いつか自分も今日の注目記事に選ばれたい」と思っているのであれば、まずは自分がスキだと思える記事を、たっぷり愛情を注いだ記事を書いてみるといい。
自分が楽しく面白がって書いた記事は、心に響き、そしてきっと誰かに届くはずだから。
創作を本気で頑張り、心から創作を愉しむすべての人に可能性はある。
チャンスは来る。
それがnoteなのだと思う。
改めて───
百戦錬磨、手練れのnote公式の方々が、まさに「砂漠の中で1本の針を探すようにして見つけた」のが「今日の注目記事」である。
普段から「言葉の荒波」を乗りこなし、「文字の激流の中」を難なく泳いでいる方々から、「これは読む価値がある」「オススメしたい」と認められた作品なのだから、それって本当に凄いこと。
だとしたら、謙遜なんてしている場合じゃない。素直に喜ばないと、選んでくれたnote公式の方々に対して失礼である。
文章を書き慣れている、そして文章を読み慣れている方々から「いい作品」だというお墨付きを与えてもらえたことは絶対に誇っていい。
だからもし今後、あなたの作品が「今日の注目記事」に選ばれた時は、さんざん自慢して欲しい。
私自身、今回「今日の注目記事」に選ばれたことは本当に嬉しいし、実は今、超ドヤ顔でこの記事を書いている。
なんなら、そのドヤ顔写真をこの下に載せたいくらいだけれど、あいにく私は写真がとても苦手なので、それはやめておく。
そして───
「今日の注目記事」に選んでもらった他に、さらにもうひとつ、とっておきのご褒美があった。それは、
今回「今日の注目記事」に選ばれた記事を、前回選ばれた記事とは比較にならないほど、多くのnoterさんのマガジンに登録していただけたこと、だ。
現時点で「ネギ侍」の記事のスキが300を超えているのは「今日の注目記事」だけでなく、マガジンに登録してくださった管理者noterさんたちの後押しによるところが大きい。でなければ、もともとフォロワーが少ない私など、スキが300に届くはずがない。
「今日の注目記事」に選ばれる直前、私の記事には5スキ、そしてビューは確か40にすら届いていなかった。記事自体には自信と誇りを持っていたが、多くの人の目に触れなければ、そんなものだ。
結果的には今、私の記事には300以上のスキがついているけれど、5~10のスキで終わっていた世界線もあったのである。
そこでどっちに振れるか、それを分けるものが運であり、その運を手繰り寄せるために必要なものが「日々の頑張りを積み重ねること」なのかなと思う。
毎記事ベストを尽くしていれば、あとはnote公式の方々の目に触れさえすればきっと選ばれる。そんな強いマインドで記事を書き続けていければ、結果は自ずとついてくるはずだ。
私自身、note三年目もその姿勢で記事を書き続けようと思っている。
最後に───
私の記事を登録して下さったマガジンを紹介させて頂き、記事を締めたいと思います。ここまで時間をかけ読んでいただき、ありがとうございました。
そして、マガジン管理者の
・山門文治(やまかどぶんじ)|コトバテラスさん
・ほしの遥華さん
・たけし | ロシア/海外メンタルケア・心理学研究さん
・晴れ。さん
・ひーちゃんの、気ままな日記さん
・眼鏡は曇りがちさん
・増田亮太さん
・Ryotaro | 元非モテの恋愛コンサルタントさん
・merciさん
・ゆかみんさん
・大安さん
・ぺんぺんさん
・Rikaさん
皆さまのマガジンにて、より多くのnoterさんにご紹介いただけたおかげで、「スキ」の数自己最高を更新できたこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(*1)
note株式会社のサーバーサイドエンジニア募集ページ内の募集背景に「私たちが運営しているメディアプラットフォーム『note』は、1日あたりの記事投稿数が4万を超える規模に成長しており、多くのクリエイターの方々の活躍の場としてご利用頂いております。以下略」とありました。