これから紅茶教室を開きたい方へ
起業前
わたしは2010年1月に紅茶教室を開業しました。
当時の私は紅茶教室を開くには、
①カリキュラムを作って、
②材料(茶葉)と道具を用意して、
③場所があればできる!
そこに何の疑問も抱いていませんでした。
一方で、
知らない土地に引っ越ししたばかりで見知らぬ場所で見知らぬ人たちの中での生活。
しかも、長男を出産したばかりで慣れない育児でいっぱいいっぱい…。
起業について聞ける人や相談できる人もいなかったし、
(なぜ、そんな状況に至ったのか?よければこちらをご覧ください→自己紹介動画)、
世間に起業塾のようなスクールがあることさえも知りませんでした。
その程度の知識で私は開業しました。笑
開業後
開業して3年が経った頃。
ある生徒さんとの出会いが、わたしの教室を大きく変えました。
「これまで私は、
平日は、会社と家の往復。
休日は特にすることなく1日中、家で過ごしているような日々でした。
でも、こういう日々を変えたいって思ったんです。
それには、
『これまでやったことがないことをはじめるのがいいんじゃないかな?』と思って。
それが紅茶でした。」
紅茶教室に来てくださったきっかけをお話してくださいました。
コースレッスン3回目
(あれ?いつもと雰囲気が違う…。)
レッスンの扉があいた瞬間、私は息をのんでいました。
なぜなら、
生徒さんの服装がこれまでと驚くほど違っていたからです。
どちらが良いとか悪いとかではなく、自信に満ち溢れていてキラキラと輝いて見えました。
――
それからというもの
ある日のレッスンでは、
「今日は、レッスンの帰りに洋食器のお店に行ってきます」
と、仰るようになり、
またある日のレッスンでは、
「会社帰りに、カフェに寄ってきました。あんなところにカフェがあったなんて、これまでは全く気付かなかった。毎日通っていた道だったのに不思議ですね。」
またある日のレッスンでは、
「この前、友達と山登りに行ってきました。山登りの服装って面白いんですよ。先生も良かったら今度、一緒に登りましょ。」
そしてまたある日のレッスンでは、
「最近、ヨガを習い始めたんです。」
と。
服装が変わり、
髪型が変わり、
使う言葉が変わり、
自信に満ち溢れていて、
何よりとても楽しそう。
(あれ?こんなに人って変わるの??)
その時、あることに気付いたんです。
これまでレッスンにいらしたどの生徒さんも
「3回目のレッスンを過ぎた頃から、劇的に変化していた!!!!!」
と。
紅茶教室の可能性
これだけの変化を目の当たりにすると一つの疑問が浮かんできました。
「紅茶教室には人を変えるチカラがあるのかな…。」
もしも本当に、
紅茶教室に、
人の人生を変えるだけのチカラがあるのなら、ただ、紅茶を伝えるお教室ではなく、来てくださった生徒さんの人生がより豊かになるような教室にしたい!
これをきっかけに私の教室は変化をしていきました。
それからは、
「先生に出会って人生が変わりました。」
「私の人生になかったものができた」
「先生みたいな教室をわたしも開きたい」
そんなお声を頂けるようになりました。
(「一体、何をしたの?」と、聞かれることが増えました。それがきっかけで講師養成講座が誕生しました)
教室を開きたい方へ
「紅茶教室をしています。」
と言うと、
「私も昔、紅茶を習ったことがある。」
そうお伝えしてくださる方がいます。
紅茶が好きな人がいるんだ♡
紅茶を学ぼうと思ってくれた人がいるんだ♡
と、とても嬉しくなる時間です。
でもね、
「通われてどうでしたか?」
と聞くと、多くの人がこう仰るんです。
「えーーっと、どうだったかな。あんまり覚えてないや…。」
ある教室では、
「人生が変わった!」と言ってくれる生徒さんがいて、
でも、
ある教室では、
「どうだったかな…。」と記憶にさえ残らない生徒さんがいる。
あなただったら、どちらの教室を開きたいですか?
あなただったら、来てくださった生徒さんにどんな言葉をもらいたいですか?
私は、
わたしのところに来てくださった生徒さんはもちろん、
あなたの教室に通われる生徒さんにも、
「〇〇先生の教室に行って、わたしの人生が変わった✨」
そう言ってくれる教室(先生)を増やしたいと考えています。
紅茶はもちろんですが、
教室にはとてつもなく人を幸せにするチカラと可能性があると私は確信しています。
それは例え、
どんなに小さな教室であっても同じ。
そこに通ってくれる人が1人でもいれば、その人自身とその人の周りにいる人たちの人生を間接的にでも豊かにしていると思うんです。
だから、
紅茶教室が増えれば、
あなたを基点に幸せな人がものすごい勢いで増えていくと考えています。
教室にそこまで求めない…。
そう考える方もいると思います。
でも、
できることなら、
わたしと同じ考えの方、もしくは、この考え方に共感してくださる方と共に学んでいきたいです。
当協会で紅茶教室を開きたい方へ