子育ての楽しい時間を増やしたい!~団地でピザづくり!~
*イベントは2024年3月24(日)に実施しました
とよなか地域創生塾の中で立ち上がったいくつかのプロジェクト。その中で、子育て中の親支援をテーマとする企画に参加しました。
場所は、東豊中団地の集会所「ぼん・しゃれーる」。ここで子育てを頑張るママパパが輝ける場づくりを始めます。
このプロジェクトに関わろうと思った理由はいくつかありました。
一つは、団地の集会所というみんなが集える場があること。庄内コラボセンター「ショコラ」の話を聴いても思いましたが、何をやるにしてもみんなが集い使える場所があるって大事だなと。
もう一つは、幅広いコンテンツが考えられそうなテーマと場所で、自分のやりたいことで関われる余白があることころ。関わりしろがあるって大事。
それに、団地で行われる取り組みは高齢者向けや多世代交流のものが多くて、実は子育て世帯向けのものは少ないのでは?と気になったというところもありました。
まずは地域を探るところから
初めて関わる地域なので、参加者のペルソナを丁寧に深ぼりするところからスタート。
リサーチを通し、豊中北部の家庭事情として、教育熱心な親御さんが多いことや、共働き世帯が多いことなどがわかりました。
そのため、親は家事や仕事、子どもは習い事などで忙しく、実は「親子で一緒に何か新しい体験をする機会が少ないのでは?」という問いが出ました。
団地で別のイベントを実施した際には「定期的に子どもと親が集まれる機会が欲しい」「イベントの手伝いくらいならできる」といった意見もいただいたそう。
また、豊中市地域包括支援センターの職員である上村さんからお話しを聞いて、「意外と趣味や特技を披露したいと思っているママパパはいる」ということがわかりました。
メンバーで話し合いを重ねる中で、
「子育てって大変なイメージ。でも楽しいこともたくさんあるのでは!?」「”子育って楽しい”を主役であるママパパに再認識して欲しい」
という思いが生まれ
子どもたちにママパパのかっこいい姿を見せたり、親子そろって楽しい体験をしてみるなど、全体として、子育てをする上での楽しみを増やせるような活動にしていきたい、とこのプロジェクトの方向性を決めました。
そこで、まずは「子育ての実情やママパパの得意なことを聞いてみよう!」と、親子そろって気軽に参加できるイベントの企画を考えました。
その第一弾となったのが、親子でピザ作り!
親子で一緒に料理をするという体験と、作ったものを食べながらお話しすることで気持ちもほぐれていくのではないか、ということで企画しました。
イベントをゼロから作り上げるって大変!
ホームパーティではなく、「イベント」として開催することへのハードルはいくつもありました。
特に料理教室ということで、衛生面や食物アレルギーなど、考慮することがたくさん。初めは4〜10歳をメインの対象にと考えていましたが、いざ募集を開始してみると0歳〜7歳と、意外と小さい子が多く、、
急遽、机の高さを低く(和室の畳ような机椅子を使用)したり、粉系の材料は予め全てボウルに入れた状態で用意してからスタートするなど、やり方を工夫しました。
今回のイベントで一番重視したのはママパパからのヒアリングです。
今後子どもたちにママパパの得意なことを披露してかっこいい姿を見せられるような場を作っていくため、ママパパの得意技を聞きました。
他にも、自分たちが考えたママパパのペルソナと実際を比較するため、「どうしてイベントに参加したのか」「次同様のイベントを開催するとしたら何がしたいか」といったことを聞き、参加したママパパが求めていることをリサーチしました。
親子でピザづくり!スタート
参加されたご家族には、初めましての人もいれば、ママ友同士の人もいるなど様々。実は4月から同じ小学校に通う子どもたちの出会いもあったりと、いろんな繋がりが生まれていました。
ピザを食べながらお話を聴くと、ママパパからは「外出するのもお金がかかるし一苦労」「公園で遊ぶのはマンネリ化してきており新しい遊び場を探していた」「こうして子育て奮闘中の親同士が交流する機会が欲しかった」「また開催してほしい」といった色んな声をいただき、こうした場を求めている方は多いのだなと思いました。
イベントを終えてホッと一息
「次料理イベントをするなら…?」と聞いてみると
ホットケーキやぎょうざ、うどんづくりなどいろんなアイデアが出てきました!
今回は(初めて実施するイベントなので仕方ないのですが)準備に結構な時間と労力を使い疲れてしまったこともあり、今後も継続していくためにはもう少し気軽に開催できる内容にしていく必要があるなと思いました。
イベント中に子どもたちに書いてもらったママパパの得意技には、ワクワクるすることがたくさん…!
この活動をきっかけに何か動いていったらいいなと思いました!
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