Wolf works
ロイヤルバレエが2020年6月27日から7月10日までオンライン配信しているWolf Worksを鑑賞
3幕ものでそれぞれ衣装やダンスの傾向が異なり、ダンサーもシーンごとに異なります
1幕 I Now, I Then
ベアトリスの表情、衣装が輝かしい
フランチェスカの黄金のヘアがステキ
フェリと3人でのダンスは仲間に入れてほしい感じ
2幕 Becomings
近未来的な衣装と音楽
ダンサーが登場するたびに衣装が変わっている。首飾りや腰飾りがついていたり、外れていたり
高田茜ちゃんの視線が印象的。強く、意思を感じる
3幕 Tuesday
冒頭、波の画像から始まる
子どもたちはフェリ(ヴァージニア・ウルフ)の分身、化身なのか
フェデリコの端正さにほれぼれ
この程度の感想しか書けないのと
以下公式サイトの情報を読んでも作品の意図が正直理解できないが、端正なダンサーの動き、衣装を目にすることが楽しい
以下、公式サイトの解説より。
ヴァージニア・ウルフは物語を書く上で、日常の現実性を際立たせるためによく使われていた技法を使うことを拒否していた。
ウェイン・マクレガーの三部作バレエWolf Worksはヴァージニア・ウルフの作品に刺激を受けて制作され、曲はマックス・リヒターによるオリジナルである。2015年にロイヤルバレエ団のために制作され、批評家協会賞のクラシック振り付け部門とオリバー賞の新作ダンス部門を受賞した。
「感動せずにいられない体験」(オブザーバー紙)
「希望とともに勇気と思慮深い作品が光輝いている」(インディペンデント紙)
「勇気づけられる輝かしい場所に連れて行ってくれる」(ガーディアン紙)
Wolf Worksはヴァージニア・ウルフの3つの作品、「ダロウェイ夫人」「オーランドー」「波」、の感情、テーマと揺らぎのある形式をダンスに置き換えて表現している。ダンス表現は彼女の手紙やエッセイ、日記からも影響を受けており、自由で独特な現代的な現実性を表現している。「不屈で多種多様な」ヴァージニア・ウルフの世界観が、かつて人間が肉体と抑えきれない本質であった時代に私たちを連れていく。