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「竜宮」~亀の姫と季の庭~

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新国立劇場バレエ団のこどものためのバレエ劇場2020「竜宮」へ。

なんかね~すごいよかったよ。
「こどものため」とあるけれど、「ライオンキング」や「美女と野獣」が誰が見ても楽しめるように、「竜宮」も誰が見ても楽しめる。

プロジェクションマッピングの背景、床景が視線と気持ちを惹きつける。
気づいたら床に鶴の影が出ていて、月に飛んでいったり。
思わず声が出てしまうシーンもチラホラ。

説明文が出る舞台は好きでないのだけど、これはなんか違う。最初から説明なんだけど。
そして、「時」がいるんだ。シェイクスピアの「冬物語」のように。

最後の浦島の変身についてはパンフレットでも触れられていて、なるほどと楽しみにしていて。
そのあとのバレエならではのシーンの迫力も楽しめて。

キャラクターの衣装、踊り、舞台装置がマッチしていて。

新国立劇場バレエ団の配信で観て気になっている五月女遥さんが出演していたのもうれしく。フグ接待魚がかわいくて。

床景とあわさって惹きこまれるシーンももちろんのこと、
最後の波のシーンはもっともっとずっと続いて、と思ってしまいました。