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一幅の絵で一服。

今日は祭日のため店は休み。

開店に間に合うように、行きつけの浅草の一人火鍋屋さんへ。

開店十分前に二番手で並んでいると、あとから来た二人組が「あら~、すごい値上げね!」と叫ぶのでちらっと店の入り口の張り紙を見ると、毎回頼んでいる『ホルモン一人火鍋』が950円から1300円に。

最初に食べた時は900円しなかった。

でも。

他のどんなランチよりも圧倒的に満足度が高い。

中国人がやっている中華料理屋さんが大好きでいくつかよく行く店があるけど、他だとラーメンだけの値段に近くなっている。これじゃあ儲からない。

1200円までは普通に出していいな、と思っていたら少し予想が外れた。

これでお客さんが多少減って、並ぶほどにならなければ、気兼ねなく行きたい時間に行けて、いいかも。

開店と同時に入ると、WBCをテレビでやっていた。

3点差を取り返したけど、またしても突き放されていた。

食べながら観て、「これは胃が痛くなって、消化悪くなるなあ」と胃が重くなってきた。

8回裏、日本、点を取るもあと一点足りない。

9回表メキシコの攻撃で火鍋を食べ終わる。

最後の攻撃は大谷から。

うーん、見るの辛いから、外に出よう。

自転車で家に戻る。

もう、試合は終わっているだろうか。

通行人の顔から、日本が勝ったかどうか判断しようと思ったが分からない。喜んでいる人がいないから負けたか…

家に入り、スマホのNHKサイトを開く。速報の直後。

「えっ、村上がサヨナラ⁉」

すげえなぁ、これだけのプレッシャーの中…

午後は娘とどこかに行く予定だったが、ゆっくりしたいというので、また自転車に乗って日本橋に向かった。

谷中や上野公園あたりは世界中の人が集まっている。アフターコロナだ。懐かしい光景だ。

日本橋の三越で日本画の展示があるというので、観に行った。

絵の題材、タッチ、色、硬さ、柔かさ、リアルさ、空想力、一人ひとりの感性の違いが絵に現れる。

緑と白だけなのが良かった。緑の薫り。
溶けかけの雪の感じ
まるで自分の背中から太陽が当たっているみたい。背中が温かくなる
レコードのジャケットだったら買っちゃう。ホットチョコレートを頼みたくなる絵。


女性が描かれている絵が割と多いです。その中で一番良かった。着ている服の質感すら感じる。
この絵は、本当に眩しく感じるんですよ。別に特殊に光を当てていないのに。すごいなぁ。
絵の中に手を入れて、撫でたくなる。
日本画という名の「どこでもドア」がありました。
今日の一番引き込まれた絵。画像になると細かい線が潰れてしまうけど、白黒の絵の中に圧倒的な空気感。そしてどんどん色がついてくる。


会場をでて三越の本館から新館に移る通路から街を見る。これも絵の中の一つか?とふと思ってしまった。

たっぷり堪能して、三越を出た。

日銀、サクラサク。

今日は、父の米寿の祝いの場所探しに、夜は飲み屋さん下見。

なんか、WBCで戦った国の料理が全部出てくる店とかで、ゆっくり飲みたいものだ。

中華、韓国、イタリア、チェコ、メキシコ。

チェコは、乳製品なのかな?

美味しそう。

いま、決勝戦のアメリカ料理をイメージして、フレッシュネスバーガーでホットドッグを食べながら書き込んでいます。

それでは~。

追記。下見のお店、刺し身の盛り合わせがすごかった。地元にはこんなお店が残っているんですよね~。

初めて会った店主と一緒にWBC見ながら、いろいろご馳走になってしまいました。


これで一人前です…