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運とは、ビジョンだったのか。
運って何だろうなぁ、とずっと思っていた。
今回読んだ、ドン・キホーテの創業者の本は、関心があることだったので、すぐに読み終えることができた。
そもそも、運って何だろう。
皆さんは「運」という言葉にどんなイメージがあるだろう。
新年だとおみくじの、金運とか恋愛運とか、神頼みも、ありますよね。
漢字をじっと見ると、軍に「辶」でもあります。
シビアで、どうやって軍を進めるか、運用するか、みたいなことも感じられます。
創業者の本を読み始めて思ったのは、本を手にとって買ってもらうためのキーワードとしてのタイトル「運」。
本来のこの本の中身は人間の営みの「流れ」をどう見極めるか、ということのようだった。
彼は二十代、麻雀で生活費を稼いでいたようで、相当強かったらしい。
そこで培った勝負感が、経営にも生きている。
他人への勝負感だけでなく、自分の弱さとも向き合っていた。
◇ ◇ ◇
彼はドンキ創業後、大きな流れの中では負け知らずで海外進出も成功し、巨大な企業にまでなった。
自分は天ぷら屋で大成功したくて、この本を手に取ったわけではない。
自分には別に夢がある。
誰も相手にしてくれないような夢だからそこ、温めている。
それには運を呼び寄せる力が必要だ。
自分は呼び寄せる力を弱いなりに持っていて、その夢も少しずつ近づいている感触がある。
この本を読むことで、自分の答え合わせ、正解と訂正すべきところを見直したかった。
創業者の話を読んでいると、彼は運がいいのではなくて、すべての目の前で起きている状況に全力で立ち向かっていた。
経営者は、普通みんな全力で立ち向かっているのに、成功しない人と、成功する人の違いは何か。
周りからは「運が良い」と言われるその違いは何か。
いろんな言葉で書かれていたが、あまり関係のないところでサラッと書かれた言葉に「ビジョン」があった。
まさにそうだ。
長期的なビジョンがしっかり見えている。
そして、全社員だけでなく、パートさんを含めて伝えている。
中期的、短期的な活動は、検証しながら世の中の流れを検証を繰り返しながら、変えていく。
そして、社員がいてこそ、の感謝の気持ちを徹底的に伝えている。
「運」とは運用の運でもあり、そういうことなんだ。
◇ ◇ ◇
自分が今、かなえたいこと。
それは、自分ではできないこと。
自分や自分の店のことではない。家族とかのことでもない。
でも、実現させる価値のある事だと強く思っている。
時の運がすべて重なれば、それは起きる。
それが起きた時の感動を想像するだけで、そうなるための下準備を頑張れる。
自分ではできない上に、誰も想像していないこと、動き出した時には自分がいないほうが良い、みたいな答え合わせを、この本でできた。
◇ ◇ ◇
書いている間に酔っ払っしまった。
まだまだ書きたいんだけど。
これ以上書くと運が逃げるかも。
自分の夢がまた近づいてきたら、もう少し書きます。
おやすみなさい。