カエルたんゲコりんちょ

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私の上司は仕事後できない。
・今は何の仕事に追われているか(全体把握)
・何の仕事から終わらせるべきか(優先順位)
・部下をどのように育てるか(計画)
・何を妥協すべきか(取捨選択)
・慌ただしい現状をどう改善するか(改善)
パッと思い浮かぶ範囲だとこれができていない。
つまり、俯瞰的に物事を見る概念を知らないのだ。


先日、ちょうど1年前に入社した若者が顧客のクレーム対応中に「私は担当ではないのですが」と言い会社クレームが来ていた。
目の前の状況にテンパって慌てふためいたのだろう。
これを言ったらこうなるという算段が立てられていない。
つまり、俯瞰的に物事を見る概念を知らないのだ。


かくいう私も、自分はまだまだだなぁというできごとがあった。
拠点長が今後の人事構想についてこっそり話してくれた。
私の業務負荷を増やし、私の上司を浮かせることで他の顧客主担当へ移し現状パンクしかけている主任を浮かせ拠点長の業務を手伝うというものであった。

私には考られていない観点からの会話だったなぁと感銘を受けた。

ただ1つ拠点長の誤算があるのは、いくら甘い誘惑を受けたところで私はもうこれ以上はもう頑張らないことである。

拠点長の構想を直訳すると私の月残業は低く見積っても120~150時間程度になる。

これまでの経験で、今のポジションでどれだけ頑張ろうと評価は変わらないことを痛感している。
やや居心地が良くなるだけである。

残業時間で失うものを教えてやろう。

0時間 なし
20時間 なし
40時間 余裕
60時間 キラキラ生活・欲
80時間 帰ってゆっくりする時間
100時間 睡眠
150時間 土曜
200時間 日曜・友達

私はもう人事考課では評価されず上司に気に入られるために会社で頑張るのは辞めた。


会話を戻そう。
物事を俯瞰する当たり「自分とは違う意見の場合はどうか」「自分より上の立場から見たらどうか」を幾度となく繰り返していくわけであるが、どこまで見たらいいのか終わりが見えない。

日本政府で見ると、癒着目的からか経歴がつく電子マネーを積極的に優先させず挙句の果てには走行税を導入するなど行きずらさが露呈してくる。

ただ、勉強して新しい景色が見えてくるのは楽しい。

自分はしがない一市民だ。今はまだね。
人生の勝算は見えてきている。
待っていろ、世界。


カエルたんゲコりんちょ

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