3700万円までお金貸してくれる! 新規就農の味方「青年等就農資金」について

新規就農者の金銭面を大きくサポートする青年等就農資金。簡単に説明すると政策金融公庫が無担保無利子で3700万円までお金貸してくれる。私はこの審査基準とかも知らない状態で移住してしまって難儀だったので、審査基準を書いておこうと思います。当時の話なので、今は少し変わってるかもしれませんのでご参考程度にしてください。

１、市町村に認定新規就農者を認めてもらう。
市町村の新規就農者として認定してもらう必要がある。
認定新規就農者やこの青年等就農資金については農水省のHPにあった。

認定新規就農者制度について：農林水産省

これが一番厄介だと思った。役場やJAに農業委員会などなど色々な人の承認がいる。認めてもらうためには、後述の事業計画や、実際に農業を行う場所や機械などなど所有するか借りれないと無理。顔も素性もわからない人間が来て中々うまく行かないのはコレがハードルだと思う。

２、事業計画の精査
返済の基準を満たしなおかつ実現できるか？を精査する。
ウチの場合は、5人家族だから所得基準は年間320万って言ってた。この年間所得がある上で事業が成り立つかどうかを審査するらしい。この計画がないと前述の認定も受けられない。

３、振興局や指導農業士へのヒアリング。
農業振興局や、指導農業士に、事業計画に妥当性があるか？
又、本人の事スキルなどが計画に適当であるか？などを調査するらしい。政策金融公庫では就農者のスキルがあるかどうかはわからない。

４、地元のつながりや資金面をどうするか？
もし、本人ができなかった時に（例えば病気になってしまった等。）助けてもらえる人がいるか？つなぎ資金の不足時に用意できるのか？等を審査するらしい。

以上

コレは後々言われた事なんですが、国側が税金を投入するって事なので、補助金、給付金やこの就農資金などはリスクを負えないらしい。だから受ける側がリスクを負わないとダメだ、無理難題の様に聞こえるかもしれないけれどクリアーしないと次にはすすめませんよと教わった。なかなか厳しいのである。

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