見出し画像

3日里親制度との出会い:家族と社会への新たな一歩

こんにちは!tda2220です。

今日は里親制度について紹介したいと思います。

私は子ども、特に赤ちゃんが大好きで、あの立つか立たないか、自我が芽生え始めた頃の愛くるしさがたまりません。子どもは大人みたいに嘘偽りがないですからね。本当に癒されます。

日々成長する子どもたちを見ていると、嬉しくもあり寂しくもあります(涙)。

妻とはもう一人考えたこともありますが、現実を見ると私にそこまでの甲斐性はありませんでした。

そんな折、普段使いしているショッピングモールで里親制度の展示を見かけました。

【説明】ーーーーーーーーーー

里親制度は、親の病気や貧困、育児放棄などの理由で親と離れて暮らす子どもたちに家庭的な環境を提供するための制度です。日本では、約4万2千人の子どもたちが里親家庭で育てられています。里親制度にはいくつかの種類があり、養育里親、専門里親、養子縁組里親、親族里親などがあります。 その中でも「3日里親」は、特に注目される制度の一つです。3日里親制度は、神奈川県などの自治体で実施されており、普段は施設で生活している子どもたちが、週末や短期間だけ家庭で過ごすことができる制度です。この制度は、子どもたちに家庭的な雰囲気を体験させるとともに、里親への児童の養育の委託を促進することを目的としています。 3日里親制度の具体的な内容としては、児童養護施設やその他の児童福祉施設に入所している子どもたちを、3日間里親家庭に委託することが含まれます。この短期間の里親体験は、子どもたちにとって新しい環境での生活を経験する貴重な機会となり、里親家庭にとっても子どもたちとの関わりを深める良い機会となります。 里親になるためには特別な資格は必要ありませんが、いくつかの要件があります。例えば、子どもの養育についての理解と熱意を持ち、子どもに対して豊かな愛情を持っていること、家族が里親になることに同意していること、経済的に困窮していないこと、心身ともに健康であることなどが求められます。また、里親になるための研修を修了することも必要です。 3日里親制度は、子どもたちに家庭的な環境を提供するだけでなく、里親家庭にとっても子どもたちとの関わりを深める良い機会となります。この制度を通じて、子どもたちが安心して成長できる環境を提供することが重要です。里親制度の普及と理解を深めるために、地域社会全体での協力が求められています。
【説明終わり】ーーーーーーーーーー

3日里親!!これは初耳でしたし、我が家にもあっている気がしました。(直感)

・とにかく子どもが好き。
・子ども1人の人生を背負うことはできないけれど、短期間子どもと触れ合えて、子どもにも家族を知ってもらうことができるなら嬉しい。
・社会貢献にもなる。

ただ同時に、こんな軽い気持ちで向き合って良いものなのかは最後まで悩みました。

詳しくは児童養護施設が定期開催している講習へ参加することでしたが、日程が合わなかったので直接児童相談所へ連絡を取ることにしました。

→若者?からの連絡はありがたいということで、2週間後の平日休みに妻と話を聞きに行くことになりました。

さて、それまでの間にしたことは、子どもたちへの報告と相談です。もしこの話が実現して一番影響があるのは子どもたちですからね。

なんだか話すとき緊張してしまいました(笑)

→どこまで理解してくれたかはわかりませんが、賛成してくれました!ありがとう、子どもたち。

そしていよいよ当日を迎えました。場所は2つの市を管轄している児童相談所です。普段ニュースで名前を聞くくらいなのでどんな建物か気になりましたが、役所とは違うような、福祉施設?を併設していました。常に人の出入りがある感じです。子どもの姿も見かけました。

受付を済ますと奥にある面談室へ通されました。年配の物腰柔らかな相談員さんが2名。

①来てくれて嬉しい。里親制度を多くの方に知ってほしい。
②現在、親のいない子どもというのは当市には存在していない。(ドラマにあるような親を知らない子はいない。) 経済的な事情で一緒に暮らせない子を一時的に施設で預かっている。定期的に親と交流できている。
③3日里親については②だけで不十分と施設職員が判断した場合に実施される。
④里親登録も十分とはいえないが、不足はしていない。
⑤(名言はされませんでしたが)実子がいると難しい。

→結論:需要なし!?

電話でもそんな雰囲気は感じていましたが、はっきり言われると逆に気持ち良いですね。それに嫌な気はしませんでした。困っている子がいないってのは良いことです。

ただ、妻も言っていましたが、この3日里親ってのは制度としてどれだけニーズがあるのでしょうか。月に1回、週末だけ仮の親子になる。それを望む実親、職員、そして本人がどれだけいるのか少し気になります。需要と供給のミスマッチを感じています。また何か私たちが役に立てる制度などができればリベンジしたいです!

もしこの投稿が里親制度を考えている方の何かの助けになれば嬉しいです。私自身、知見が広がる良い機会になりました。

本日もありがとうございました。

#里親制度 #3日里親 #社会貢献 #家族の絆 #育児 #児童福祉

いいなと思ったら応援しよう!