0304DMON-16SL
すでに7日になろうとしているときに4日分のnoteを書いている。遅れ気味であるがこの土日で巻き返しを目指している。
今日はド派手なコンバーターシリーズでお馴染みDECIMATOR DESINのマルチビューワーを紹介
まずお伝えしたいのはこのメーカーのイメージキャラクターである。
アメコミ風のアリなのかタランチュラなのか日本の製品ではまず無いであろうというこのオリジナリティ溢れるデザイン
オーストラリアの会社でデザインとつくとブラックマジックデザインもオーストラリアだが、同じ国の中で、基盤や筐体など独自に発展して世界中に販路を拡大しているのも興味深い。
さて肝心のマルチビューワーだが、これが低価格ながら非常に安定的なパフォーマンスを見せてくれる機材で、現場のヘビーユースにも耐えている。
最大16入力の3G/HD/SD SDIを1画面で表示することができるマルチビューワーだ、さすがに16も入力してHD出力だと解像度厳しくなるが、この世界見えるか見えないかが大きな勝敗を分けることもあるので、画質はどうあれ見えるというのは大きなアドバンテージである。
小さいながらも液晶がついており、各入力の設定などを変更できるようになっている、画面も16分割だけでは無く入力数に応じてパターンを変化させることができる。
少しだけメニューが独特の並びになっているのだが慣れれば簡単に設定することができる。
今はこの16SLという機種はディスコンになってしまったようで、16Sというものはあるようだ、しかし値段が倍ほど違うので今買うかと言われるとちょっと悩んでしまう。
16SLは定価795ドルで当時並行輸入で購入した時も7〜8万円だったと記憶している。SDI入力のマルチビューでこの金額はかなりの衝撃だった。
今は日本にも代理店があるので、問題なく購入できる。
このメーカーはHD機材は多かったのだが、4K関係機材が少し出遅れており、最近4Kのクロスコンバーターがでたようだが、まだ日本には入ってきていない模様。技術者が流出してしまったのかもしれないが、4Kコンバーターもがんばってブラックマジックと対抗するラインナップになってくれることを望んでいる。