【環境委員会】中小製造業のカーボンニュートラルの推進課題とは?

こんにちは。環境委員会の平川です。

環境委員会は、2050年度の温室効果ガス実質ゼロに向けて今年度からスタートした
・自社のCO2排出量を拠点毎に可視化
・CO2排出量の削減施策の検討・実行

を行う組織です。

今回は、自社内でのCO2削減施策の実行の難しさについてレポートします。
環境委員会では、弊社のDX推進拠点である可部事業所にて
・CO2排出量の可視化
・CO2排出量の削減施策の実施検証
を行っております。

CO2排出量の削減施策は様々な取り組みがあります。
・太陽光発電や蓄電池システムなど設備導入で削減
・空調の温度制限などスモールスタートでの削減

まずはスモールスタートで取り組むため、東洋電装では
空調の温度制限や不要時の停止、5Sの徹底などから始めることになりました。

9月・・・まだまだ暑さの残るなかでの空調の温度制限を実施しました。
26~28℃設定にすることが快適温度とされていることから、26℃制限を試みましたが従業員から
「暑い!!!!」
そうですよね~~(-_-;)

快適であるべき社屋が地獄のように感じる方も多く、
結果としてはあまりうまくいきませんでした。(それでも頑張って1か月取り組みました)
「快適な環境」という働き方改革の観点でいうとマイナスになってしまう今回の取り組み。

今回の事例を生かして、
・「なぜやるのか」から、取り組みを従業員のみなさんにきちんと知っていただく
・「快適な環境の提供」も踏まえて、委員会単位でなく会社全体として取り組んでいく
ことが、当たり前のことですが必要であると痛感しました。

来期では、電力の見える化も検討中!!
環境委員会は今後も取り組みを引き続き行う予定です。

東洋電装のFRICSFab「DXを始める中小企業のための伴走支援サービス」では
カーボンニュートラルを実現するCO2排出量算定アプリも提供しています。
削減施策を設定するサポートもさせていただいています。

興味のある方はぜひお問い合わせください。

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