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株式会社ビーライズ様と製造業XRを進めていきます!

こんにちは!広報担当の天野です。
この度、株式会社ビーライズ様に可部事業所へお越しいただき、製造業のXRを進めていくためのブレインストーミングを行いました。

XRとは
「Cross Reality (クロスリアリティ)/ Extended Reality (エクステンデッドリアリティ) 」の略称。現実の物理空間と仮想空間を組み合わせる技術の総称。 XRには、VR・AR・MR・SRの4種類を含む。

XRってなに…?ってなった方は、こちらのコラムに分かりやすくまとめてあるので読んでみてください!

ビーライズ様について

株式会社ビーライズ様(以下:ビーライズ様)は、広島市に本社を置くクリエイティブカンパニーで、メタバースやXR技術の企画・開発、デジタルコンテンツ制作、CGデザインを手掛けている会社様です。
👇ビーライズ様のHPはこちらから!👇

会社概要説明&工場見学

まず、初めて弊社に来られた方に、会社概要の説明と工場見学を行いました。
実際に可部事業所内にあるシステムを説明し、活用方法だけでなく、現在抱えている課題やこんな風に改善したいという思いをお伝えしました。

会社概要説明の様子
右列:ビーライズのみなさま
左列:東洋電装メンバー

MR体験

工場見学と並行して、ビーライズ様のMR体験を行いました。

MRとは
Mixed Reality(ミックスド・リアリティ)の略で、複合現実と呼ばれる技術。VR空間と現実空間を融合する概念で、現実に投影されたCGに対して直接干渉ができる。複数人で同時に体験することも可能。

MRゴーグルは、VRの仮想空間と現実の映像を同時に見ることができる画期的なデバイスです。以前は白黒だった現実の映像が、現在はカラーになり見やすくなったことや、ゴーグルが薄くなり、指の動きを認識できるようになったため、細かな作業も可能になったと、日々進化していることを教えていただきました。

MR体験中

私もMR体験をしましたが、ゴーグル越しの現実世界が非常にクリアで、現実と見分けがつかないほどでした。投影されたCGに触れたり動かしたりでき、ゴーグルをつけていれば複数人で同時に体験することも可能です。まるでみんなで同じゲームの世界に入り込んでいるような感覚でした。

私も体験させていただきました!

ブレインストーミング

MR体験後は、「デジタルツインを目指したモノづくりのXRの可能性」についてブレインストーミングを行いました。
今回の製造業XRで行いたいのが、「未来の工場を見える化」することです。

弊社の制御盤事業部では、制御盤製作の現場スペースに課題があります。制御盤は一品一葉で作成するため、大きさが異なり、その都度配置や数を考える必要があります。「製作中および製作予定の制御盤の大きさを反映したシミュレーション機能が欲しい」と常々考えていました。

そこでXRの力を借りて、製作現場の仮想空間を作成し、デジタルツインを実現することで、以下のことを可能にしようと考えています。

  • 構想を練る時間を短縮し作業に集中

  • スペースの無駄を無くし生産性向上

  • 急な変更にも即座に対応し、全体的な効率向上

意見出しをする東洋電装メンバー

製造業XRの鍵は『リソース×時間×空間』です。
作業空間の無駄を削減するだけでなく、納期などの時間軸を反映させることが重要です。そのため、日単位の時間を考慮した空間を作成したいと考えています。

今後、より具体的な話を進めるために、工場の平面図や作業工程の詳細をビーライズ様に提供します。次回は、工場1階の製造現場を反映した仮想空間を準備していただき、その上で話を進めていく予定です。

株式会社ビーライズのみなさま

終わりに

全体を通して非常に充実した3時間となりました。
今後も活発に意見交換をさせていただきながら、製造業XRの実現に向けて取り組んでいきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします!

登壇情報

経済産業省中国経済産業局と、株式会社ビーライズが共同で主催をされる
「最先端DXセミナー~VR業界の最新動向とDX手法~」に、
弊社のDX推進部顧問である濱崎が登壇させていただきます。
興味のある方はぜひご参加ください!

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