高校ラグビー部員の僕②
気づいたら高校ラグビーも大学ラグビーもチャンピオンが決まり、リーグワンも始まってました。
ちょっと期間が空きましたが、気を取り直してリスタートします。
本当は近況を綴っていきたいのですが、過去の振り返りが思ったよりボリュームあるんだなと。。
もうしばし、お付き合いを。。
前回①ではなんだか、
かつての部活動の闇・・・
みたいな感じな内容でした。
そんな自分までうんざりするようなのはいかんなと。
なので、実際にやってた練習をちょっと思い出してみます。
基本線として、
・部活は月曜~日曜、つまりオフはない
・平日、学校がある日は朝練あり
・放課後や休日の部活は2時間30分(先生の目分量)
・夏休みや春休み、GWは、合宿や遠征
・冬休みは花園
・その他遠征に行ったり来ていただいて強化試合
はい、ラグビー漬けです。
オフ、ほしかったですよね。
けど、ないのを承知でやってたわけなので。
で、やってたこと。
■朝練
個人練習がメイン
ただし1年生はランパス
ランパスとは、Running pass の略(と思われる)
つまり、数人でグラウンドの端から端まで、
走りながらパスをつなぐこと。
ラグビーは前方にパスができない競技なので、
パスを受けたらとにかく走る。
他のプレーヤーはそれを追いかける。
かつてはこれがメジャーなメニュー。
最近はどこでも見られるような感じではないですが、
ランパスによって基本的なパスする、受けるという
形が自然に作られたんだと理解してます、今さら。
■放課後
・ストレッチ
・ランパス
・個人ダッシュ
4~5人くらいで、キックされたボールをキャッチし、
それをパスでつなぐ
ランパスの延長みたいなの
・セービング
転がってるルーズボールを、身を挺して確保する
・タックル
・バッキングアップ
15人の半分の人数で、スクラムやラインアウトから
展開し、インゴールまでつなぐ
なぜバッキングアップという名称だったのか不明
・わかれ
FWとBKそれぞれに「わかれ」て、ユニットの練習
FWはスクラムやラインアウトなど、セットプレーの
確認が多い
BKはラインを作ってボールを回したり、サインプレーの
確認したり
FW出身の僕からすると、圧倒的にBKは楽そう
そして試合になるとやたら「おい、FW!」と、
声を出しオラオラ感を出して、ちょっとやな感じ
(FW出身のかたは同感してくれるはず)
・コンビ
ゲームを想定し、15人であらゆる局面から展開する
それぞれの動きを確認する目的
これにディフェンスをつけることもあり
だいたいこんな流れでした。
特別なメニューをやるということはほとんどなく、
毎日毎回これを繰り返す。
つまり、動きを体にたたき込む、そのチームのラグビーを
染み込ませる、といった感じだったんでしょう。
そんな印象です。
その時、そして今も感じていること。
それは、僕たちは僕たちのチームのラグビーはできるけど、
他のラグビーはできないんだな、ということ。
そう感じた理由については、また別の機会に。
ちょっとネガティブな感じにはなりましたが、
高校ラグビーはやはり僕の原点になってます。
現在ラグビーを教える立場にあるわけですが、
ある部分では価値観の基準としてたりしてます。
また、この時代にやったことは、今でもできます。
だから基礎の反復って重要なんだと身に染みて思います。
・・
・・・
・・・・・
また長くなった。
しんどいことが多かった記憶が表立っていますが、
もちろん楽しかったことなどの思い出もありました。
それを次回に綴って、高校編を締めたいと思います。
早く、今のアクティビティにシフトチェンジしたい。。
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