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親友という概念がわからない

私は仲の良い友達が多い。
けれども、親友はいない。

誰とでも合わせられるが、広く浅く付き合うタイプではない。私なりの誠実で親しく付き合う。

年一しか会わなくてもいつも繋がっているひと
毎月のように会うひと
毎週のように顔を合わすひと
毎日のように会う職場の関係の垣根を超えたひと
10代からのお互いを知っているひと
大人になり最近出会ったひと

などなど、皆同様に心を開き親しく付き合う。
けれども、親友はいない。

親友という概念がわからない

こちらが親友と思っていても、相手も親友だと思っていてくれなくては「親友」は成立しない。
男女の仲と似ている。
「〇〇したから私たち、付き合ってるよね」
みたいな。〇〇が共通認識とは限らないし。今までかつて、私たち友達だよね?とか、私たち親友だよね?なんて契りの盃を交わしたことはない。

友達は友達。それ以上でもそれ以下でもない。勿論親しさの度合いは違うけれど、友達に序列はなく「友達は友達」

「私の親友が、、、」って話をしだす人がいる。すると言外に。あなたとの関係性より仲の良い友達の話なんだけどさ、と捉えてしまうのは天邪鬼か。わざわざ断りを入れなくても大丈夫だよ。

親しい友達、って意味合いが親友だとしたら。
だったら私、親友がいっぱいいるんだけど、って言ったら。それはそれで、彼氏がいっぱいいるみたいな?親友たちが、え?他にも親友がいるの?ってなりかねないから、やっぱりなんか違うような気がする。

「親友」って概念が女子にありがちなのではないか?男子が特定の「親友」を作る事はない。
って話をしたら、
女子は「親友」という特別をアピールするが、対して男子は「親友」は存在するけれど、それをわざわざ語ったりしないのではないかという、私に新しい視点をくれたひとにthanks❤︎

私は必ずしも恋愛が必要ではなく、たったひとりのひとを必要とはしていないところがある。いろんなひとからいろんな楽しみ方を私に授けてほしいし(贅沢)、一緒に楽しめたらいい。
それと友達も同じ。
狭い世界に留まらず、いろんな人からいろんなものを吸収して、いろんな楽しみ方を一緒に楽しめたら。世界が広がり、人生の彩りが豊かになる。
そういう思考だからかやっぱり、
親友という概念がわからない。

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