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おばさんは生きやすい

イケオジがあるのなら
イケオバがあってもいい

というワードが流れてきた。
それいい!イケオバ。

以前にここでも書いた。
小泉今日子姐さんが、大人女子プロジェクト。東京ヴィンテージガールズという活動をされている。中年とかシニアというイメージを私たち世代でアップデートしようよ。年齢を重ねてカッコいい大人女子っていいよね、という概念に、ちょっとだけ年下の私も共感している。

だけれども、
自称ができない。「私ヴィンテージガールなんで」とか、ちょっと小っ恥ずかしくて言えない。

「私50歳の割に可愛いでしょ」
これは公私共に多用しているが、流石にそろそろ図々しいかなと、自認している。

「私イケオバ目指してるんで」
うん。これなら言えそうな気がする。

♾️

実は、おばさんは生きやすい。

おばさんという概念をアップデートしようなんて言っておきながら、都合よくおばさんになる。
その方が生きやすいから。

例えば、
お買い物やらカフェやらのショップのアプリを使いこなせなくてマゴつくくらいなら、あ。ごめんね。やって!とか、え?どれ?わかんない。とか。ショップのイケメンお兄さんにだって平気で言えちゃう。

例えば、
Googlemapを見ていても迷子になる。
迷子になって右往左往するくらいなら、その前に人に聞く。もうその辺のコンビニの店員さんとか、交番のお巡りさんとか、駅員さんとか。とっ捕まえて聞く。その方が早いし間違いがない。

例えば、
ちょっと言いにくい事でも、言えてしまう。世の中を回している人たちは、ほぼ年下となっている。私が仕事でお伺いする現場の責任者なんかは、ほぼ歳下だ。年齢は関係ないけど、図々しいお願い事とかやっぱり言いやすい。

「こんな事言って、なんて図々しい女なんだとか思われないかしら?」なんてちっとも思わない。
羞恥心はあるが、恥じらいが薄くなっていく。

だから、おばさんメンタルを備えておくと生きやすい。実感として。

♾️

おばさんの生きやすさに安住して、羞恥心も可愛らしさもなくした途端に、厚顔無恥なタダの中年のおばさんになる。

令和のこの時代だけれども。
女は愛嬌だと思っている。私は愛嬌だけで渡り歩いてきた。にこっと微笑めば大抵の事はどうにでもなる。社会なんてそんなもん。(ナメてる)それはおばさんになったって同じ。愛嬌は必要だ。

タダのつまらない中年のおばさんも嫌だ。
そこでイケオバ。
じゃ、イケオバとはなんぞや。

イケオジっていうのは、なんとなく。共通認識でうっすらイメージがあるような気がするけど。
イケオバって多岐に渡る。なんとなく女子が憧れる大人女子代表、小泉今日子と鈴木京香と石田ゆり子だって全然違う方向性のイケオバだし。
もーひとつ超越したら夏木マリになる。

何度も書いてるけど、
私は中身は上沼恵美子、外見は石田ゆり子になりたい。あくまでも願望です。そんな私の理想のイケオバの条件。

・精神的に自立している
・言動が一致している
・常に品位を損なわない
・遊び心を失わない
・お洒落を楽しめる
・生きることを楽しめる

イケオバでおばさんメンタルを兼ね備えていたら最強に生きやすいよ、きっと♪

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