親と家庭とその責任
これはあくまでも、私の個人的な考えです。
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親や家庭の環境が子供に及ぼす影響は大きいと考えます。だから、両親が揃って愛情のある家庭であるのが一番だと思うし。離婚したとしても、子は両親から愛されるべき存在であるべきだし。愛情のない親は切り捨てた方がいいし。親の恋愛は子に見せるべきではないと思う。
私は、子が5歳の時に別居して子が7歳で離婚した。なんで離婚したかといったら、親が、いがみ合っている姿。不仲な両親がいるという家庭環境の中で子を育てたくなかったから。はい。それは私のエゴです。仮面夫婦で子を育て上げるというのも素晴らしい選択だと思います。ただ私にはそれが出来なかった。
というのも、来年100歳になる私の祖母が、不倫やDVを繰り返す祖父を憎みながら生きる姿をみてきて、こんな人生を送りたくないと思った。そんな機能不全家庭で育った私の母親は、悲しいかな人としてダメな人なので、私は離婚を選んだ。
その後、私の元夫は再婚し、ワガコには腹違いの兄弟っていうのがいることになる。けれども、腹違いの兄弟っていうものと交流したことはない。
それは、子が小学生の高学年の時だったと思う。元夫が提案してきた。(腹違いである)子供達を会わせたいと。
高学年の子供に聞くのも酷だったと思うけれども。いつかは通る道。聞いたよね。忘れもしない。大阪の通天閣。私はその時息子と大阪旅行をしていた。
息子の答えはこうだった。
「パパはパパとして会いたいだけ。それ以外の人とは会いたくない」
そうだよね、ごめんね。。。大阪の2度漬け禁止の串カツ屋で、私はひっそり涙した。なんでこんな事、ワガコに聞かなきゃならないの?
「パパはパパとして」という息子の言葉。
私の全てのベースはここ。子供にとっては父親と母親という以外の何者でもない。それ以外の顔はいらない。
あれから月日が経ち。
離婚してから、子が成人するまで養育費を払い続けてくれた父親とワガコの交流は続いている。子が成人した今は父親とふたりで飲みに行く。
それでいい。
そして、
親の恋愛は子に見せるべきではないと思う。子は理解してくれている、なんていうのは親の勝手な妄想甚だしい。幼児ならまだしも。子は親に遠慮する。理解している風を装うだけ。子供の方が人間ができているんだろう。
成人したワガコ。
母親の恋愛に関しては、どーでもいい。好きにしたらいい。と言う。でも自分を巻き込まないで欲しいと言う。それが本音だろうなと思う。
老いていく母が心配だから、誰かと一緒になってくれた方が安心だ、と思ってくれるまでには、もう少し大人になってからなのではないかと。ウチの場合は思っている。それならそれでいい。
親のお気持ちなんてものは二の次三の次。親がいがみ合うのも、親が恋愛するのも、親が自分の人生を生きたい、なんて宣うのも。それは親の勝手であって、子には何も関係ない。
子を産み落としたならば、自分の人生より子の人生に責任を持つべきなんじゃないの?せめて自立するまでは。ってのが、私の考え方だし私の生き方です。
でもね。
経験しないとわからないこと、っていうのもあると思うんだ。産んでみたら、違ったかも。責任も愛情も持てない。となったならば。社会的養護が必要なんだと思う。
✴︎親の身勝手、自分の子への憎悪と嫌悪と罵詈雑言。そんなしんどくなるnote。通報したいくらいだ。でも結局私は傍観者。