見出し画像

2024年夏 北海道一周の記録(2)-上陸まで

こんにちは。
前回は前提の話でしたが、今回からは旅行の話を。

1日目~八戸まで本州を北上する~

なぜか友達がついてきた

前回の記事でもあった通り、初日は八戸まで本州を北上する必要があります。出発地は神奈川県、真っすぐ行っても700km近くあります。
で、小見出しの話。なぜか学生時代の友人2人がついてきました笑
これはエスコンの話も絡むのですが、空席あったしフェリーで行く?と話したところ、一瞬その気に。ただ、帰りの飛行機が高すぎて友人達は断念。
しかし、東北にあまり行ったことないという2人は八戸までついて行こうと話し合われたらしく、個人的にも話し相手がいて助かるのでオッケー🙆‍♂️

東北道経由か、常磐道経由か

東京から東北方面へは大きく2つのルートがあります。
東北自動車道をずっと北上するルート、仙台付近までは常磐自動車道を北上して東北道へ合流するルート。
東北道のほうが古いし沿線人口も多いので交通量は多く、PAやSAもそれなりに充実しています。
一方で常磐道は後発で、いわき以北が比較的最近の開通で対面通行も残ります。特に震災後に開通した区間は休憩施設が少なく、50kmないなんてことも。
距離は常磐道経由のほうが約12kmほど短くなりますが、対面通行があるので時間的には微妙なところ。常磐道は水戸~広野と山元~利府の片側2車線区間が比較的快適に走れるので、そこで差がつくか。
今回はカーナビが常磐道経由を指示したので、そちらへ。

2回目の休憩地点、四倉PA。ここから休憩施設が少ない

仙台あたりまで行くとガソリンも半分弱減ってきていたので、そのまま終点の富谷ICへ走り一旦退出してコストコへ。

ガソリンを安く入れてから、大和ICから東北道へ乗り直します。
ここから天気が悪くなってきて…古川あたりではゲリラ豪雨以上だった気がする☔️

前沢SAでお昼。前沢牛のご飯を🐃
枝番が0のスマートIC、多分日本初

十和田湖に行きたい

LINEで「どこ行きたい?」と聞いてみたら「十和田湖」。いきなりぶっ飛んできた笑
あと平泉に寄る案もあったのだが、どちらにするかは走りながら決めることに。実際には悪天候になりスルー。まあ、鉄道でも行きやすいから。
で、選ばれたのは十和田湖。去年スルーしてしまった発荷峠展望台に寄ってみることに。雨は降ってたけど…

去年は晴れてたから、寄っておけばよかったね

ここから八戸方面へ進むわけだが、カーナビは国道454号が最速だという。進んでみようと思ったのだが、雨も強いし森の中で暗すぎたので引き返し。
濁流の奥入瀬渓流を見ながら国道102号を十和田市方面へ走ることにした。
これが正解で、車通りがあるので安心感が全然違った。こんな天気でも奥入瀬渓流巡りをしている観光客を見かけた。やりますな…

暗くなる前に着けました
結局本八戸には行けず、駅ビルで夕飯

本八戸界隈のお店を知人に教えてもらったが、時間がなくなり断念。
友人2人はここで解散して、最終の新幹線で帰りましたとさ。

八戸港フェリーターミナルへ!

八戸港フェリーターミナルは八戸駅から20分くらいで到着できる。
22時発のフェリーで自動車の受付は20:30まで。八戸から東京へ帰る最終列車は20:12、それを見送ったら間に合わないので先に出てきた。
WebでQRコードを出すこともできるが、受付は必要となる。
シルバーフェリーでは事前に詳細情報を登録してあったからなのか、車検証を求められることはなかった。

フェリーターミナルは建て替えたのか、とても綺麗

シルバーフェリー(川崎近海汽船)

いざ、乗船!

案内放送でフェリーの前へ移動するように言われる。ナビにはフェリー航路が描かれている

乗船の順番が早いのは二輪車で、その次が自動車となる。
しかし、大型車も当然いるので数台ずつ交互に入れていく。バランスを考えてだろう。トレーラーはもっと前に入っている。
お風呂には北海道上陸後日帰り温泉行って入ろうと思っていたので急いでいたわけではないのでいいが、乗船まで1時間近くかかってしまった。ずっとエンジンかけっぱなしはもったいないので、切って待っていた。

デッキはこんな感じ。左奥に船内への入口がある

船内

車を停めたあとはエスカレーターで船室のある階まで登っていく。基本、下船まで車に戻ることができないので、くれぐれも忘れ物には注意したい。
船内の写真は特に撮らなかったので公式サイトを参照したい。
八戸→苫小牧の夜行便は「シルバーエイト」が充当されるが、航行時間が8時間なので短期滞在向けの設備となっている。
選んだ区画は「2等室」で、一番安いところ。毛布は有料でレンタルできるので、ぜひレンタルしてほしい。数に限りはあるようだが…
鍵をかけられるロッカーが頭上にあるので、セキュリティ面も安心。
車を載せる人はこの2等室料金が含まれるが、ネット割で25,200円だったのでハイシーズンで高い飛行機を思えば安いと思う。

さすがにマットレスの上に雑魚寝なので寝たり起きたりしてしまったが、意外と寝られたと思う。船酔いを心配していたが、大丈夫だった。
2等室でカップ麺を食べている人もいたが、臭いが気になるので食事はオートレストランというフリースペースでしたほうが良さげ。

翌朝6時、北海道苫小牧市は大雨。
「ポーン、北海道に入りました!」
札幌時計台のイラストとともに。
長くなり過ぎたので2日目、上陸からは次の記事で書きます。

船から降りてしばらくはGPSを探していた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?