デュエリストの矜恃!心理的安全性恐るべし
心理的安全性が人事界隈でもてはやされているという噂を聞いた。なんだか物騒だなと思って聞いていると、心理的安全性ウェルカムな感じの論調が多くて拍子抜けしている。
心理的安全性とは
「心理的安全性(psychological safety)」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。
組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義しています。メンバー同士の関係性で「このチーム内では、メンバーの発言や指摘によって人間関係の悪化を招くことがないという安心感が共有されている」ことが重要なポイントです。
このように訳されてる。なるほど、一見良さそうに見えるが、「拒絶」や「罰したり」しないということが確保されていると言うだけなのである。
解釈の幅
なんだか仲良しこよしで意見を言い合うのではなく、忌憚のない意見をガチで議論しても最後はノーサイドで行こうぜということなのである。
新人の立場であれば、マジダメだしされてもノーサイドでいくことを求められて、上長だろうが間違ってる時は指摘してそれを論理建てて説得しなくてはならないということ。
つまり、決闘なのである!
ここで僕の脳裏には記憶が蘇る。
とある学会で発表した後の質疑応答だった。会場では何人かの質問者がいたがその中に学会のボス級の教授がいた。国内の第一人者と言っていい。その人が口を開く
「素人質問で恐縮ですが・・・」
心の中は嘘つけぇーーーΣ(゚д゚;)
あんた国内で屈指の専門家やんけ!
と思いつつ、その鋭い質問の切っ先を何とか捌き、生還したのだった。
まとめ
とまぁ、思い出話はさておきバチバチの議論をするにはそれ相応の準備がいるのである。僕はウェルカムだし、いい結果を出せるなら物怖じせずにガンガン行けるが、議論慣れしてない人には厳しいだろうなぁと思ってのでした。
ぜひ導入してバチバチやり合いたいなー
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