見出し画像

【今求められる新しい仕組みづくり】

想定外の出来事に社会全体が対応を迫られ、
組織にも変化が求められ続けています。

予想を越えた場面に遭遇し、不確実でも進まなくてはならない中で、
社内教育に求められることも変わってきているのではないでしょうか。

不安を勇気に
ネガティブをポジティブに
不確実を挑戦に

と言葉にするのは簡単ですが、
現実には白黒はっきりできない中から選択し、進まなくてはならないことも多いでしょう。

メンバーの働き方・成長への価値観の変化を理解しながら、メンバーの指導育成をしなくてはならないということにストレスを感じていらっしゃるリーダーが増えてきています。

また、コロナ禍でのテレワーク普及以降、
リーダー側から若手社員へのコミュニケーションのとりづらさに悩んでいる…というお話もよく耳にします。

逆に若手社員は、上司・先輩に相談しにくい関係性の希薄さを感じているようで、
職場内での信頼関係作りと成長への新しい仕組みづくりが早急に求められています。

東京商工会議所2021年度新入社員意識調査によりますと、社会人生活で不安に感じることは、

・上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか51.5%、
・仕事が自分にあっているか50.8%
・仕事と私生活のバランスが取れるか47.9%が
上位となっています。

また、魅力を感じる企業の制度は、
・年次有給休暇取得の推進53.7%
・時差出勤・フレックス制勤務44.2%
・資格(検定)等の取得制度42.0%
・人材育成体系(研修計画)の充実40.7%
が上位を占めています。

(引用: 東京商工会議所2021年度新入社員意識調査)
https://lnkd.in/dfKrWEV3

この調査から新入社員は、周囲との良好な人間関係を築きながら自分に適した仕事をして、私生活とのバランスのとれる働き方と、成長環境を整えてくれることを企業に期待していることがわかります。

私は、20代はほぼ休み無く働いていました。
スタートして数年は仕事を覚えるまではと頑張り、

そして慣れてくると休めない毎日に違和感は感じていても大きな仕組みの中でどうすることもできないと思い込んでいました。

休みの取れない毎日の中、
自分の仕事への適性にも疑問を抱くようになっていったように思います。

もちろん得たものも沢山ありました。
しかし、成長意欲の塊だったあの時期に仕事とプライベートのバランスの取り方について選択肢を増やせていたら、その後の行動が変わっていたかもしれません。

あの頃は、毎日気がついたら同僚と話す時間も無く1日が終わってしまうことも多かったので、自分の奥にある気持ちに気付けるような対話ができる相手を持てていたら、
仕事、生き方への意識が変化していた可能性は大きいと思わずにはいられません。

今求められている社員育成は、
リーダーがメンバーそれぞれと双方向の会話を通して、1人1人に合わせた価値観を尊重する継続的な成長支援をすることに変わりつつあります。

もちろん成長は、リーダー、若手社員双方に求められるものであり、
リーダーのみにストレスが蓄積せずメンバー誰もが主体的に行動できることが大切です。

これからの組織は、そのようなセルフリーダーシップを身につけていくことが変化に対応していく鍵になるのかもしれません。
メンバーが状況に応じて、価値観を大切にしながら、自分を成長させ自走できるような仕組み作り。

それがこれからの組織の土台を強化します。
 
文責:滝玲子

【TRUSTBOARDING】
 3つの特徴

◇e-learningで基礎的なコミュニケーションスキルを学べる
◇オライン研修で他社の方と共に学びを実践できる
◇コーチによる1on1を通して目標達成や部下育成を継続的にサポート

▼詳細はこちらから▼

この文を書いた人

滝玲子

組織で働いていた時、年齢や考え方の違う同僚や上司との関係をつくっていく難しさ、役割が増え自分の時間をパズルのように組み合わせながら使っていく大変さ、自分のキャリアが深まっていく時に家庭(パートナー・子ども)とのバランスをどう選んでいくか、沢山考え、迷いながらの選択がありました。 一緒にお話をする時間が、あなたとあなたの大切な人たちを応援できる時間になれば嬉しいです。 トラストボーディングオンライン研修担当、企業・行政機関でのコミュニケーション・コーチング・リーダーシップ・キャリアデザイン研修などを担当しています。
一男一女

HP:  https://www.andray.jp/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?