こんにちは!TCOのミカミ・リョーです。Warby Parker(ワービーパーカー)のブランド体験をレポートするシリーズ、準備が整いました。まずは、これまでの振り返りから。
ということで、処方箋もバッチリ準備。では、お待たせしました。NY在住の友人・キリコさんにミカミのアバターとなってもらって、オンラインによる遠隔ブランド体験をスタートしましょう!
アカウント登録メールから、ブランドとの距離感がグッと縮まる
最初のメール、すごく親近感がわいてきました(自分宛ではなく、キリコさん宛でしたが)。事務的な説明ではなく、自分たちを知ってほしいというメッセージがあふれていました。メアドから遊び心がありますね。
アプリ紹介! フレームをバーチャル試着
このアプリ、Twitterで検索すると、レビューしている人はけっこういます。新型コロナウイルス感染症の広がりで、人とはもちろん、モノに触れることへの意識が改まりました。バーチャルトライは、そのために開発されたサービスではないでしょうが、結果的にテクノロジーが新たな買い物スタイルのサポートにつながったと考えられるかもしれません。
フレーム選び! 商品名と並びに注目
メールに続いて、商品名の考え方はすごくおもしろかったですね。いつか、Warby Parkerの方に取材して、どんな風にコミュニケーションの設計をしているか聞いて、ミカミの仮説の答え合わせがしたいです!
アジア人にフィットする仕様も選択可能!
フレーム選びは、直観的に操作できて、スムーズに進みます。操作を考えさせないシンプルなつくりは魅力的です。
ここで選んだMerrickとOliverの他に3本選んで、試着用の5本を決定。Low Bridge fitのような選択肢があるのはうれしいですね。ただ、キリコさんと操作してわかりましたが、極端に選択肢は狭まります。このあたりのカスタマイズ、今後どう変わっていくのか、気になるところです。
試着の申込み、それはパーティのはじまり!?
申し込み完了画面に仕込まれた「ホームパーティ」という発想には、驚きましたね。そして、フレームの商品名が、なぜ人の名前だったのか、それはこのための伏線だったのかもしれません。ちょっとクスっとさせるところ、ホントにいいなと思います。
つい答えてしまう、アンケート設計のうまさ
ミカミ的”中間”まとめ
オンラインでキリコさんとのアカウントを実況中継しながら、フレーム選びを体験しました。
この段階で、コミュニケーションに関して、Warby Parker(ワービーパーカー)から学ぶところは多いなと実感しました。「モノを売っているのではなく、体験を提供している」とは、こういうことかもしれません。でも、言葉遊びだったり、アンケート設計のテクニックだったり、表面的なところをマネすればいいわけでないと思います。Warby Parker(ワービーパーカー)というD2Cブランドのスタンスやポリシーが明確にあって、そこからデザインされたコミュニケーションだからです。
次は、いよいよフレーム5本、いや5人が、キリコさんのところにやってきます。オンラインからオフラインへ。さらなるブランド体験レポートは続きます!
ミカミ・リョー@次回もお楽しみに!