「警察官になりたい」これが最初に思った将来のことだったはず。 「将来」について考えさせられたのは、小学校低学年の頃だったろうか。その前の幼稚園ではどうだったのだろうか? 親になって、保育園、小学校などのイベント、親戚、親、友人、全くの見も知らない人が「将来は何になりたい?」などの質問、「将来は〇〇」などの決めつけがあるが、私の当時はどうだったのだろうか? 幼稚園で「あんたがたどこさ」でドリブルをしていた記憶はある。 幼稚園では肝油ドロップをもらっていた気がする。ほんの
いろいろやっていたら、かなり久しぶりの投稿になってしまいました。いろいろと気になること、授業での個人的な疑問を調べたり、読んだりしていたら、あっという間でした。 さて、今回は、東洋医学を理解するためにはどうしたらいいのかというのを、個人的な経験をもとにまとめていきます。特に鍼灸の場合は、東洋医学の全体像を理解しなくても治療できてしまうシステムでもあるので、全体を理解するためには注意点があります。 最終的な結論を知りたい方は最後まで飛ばしてください。 ただし、そこ
賠償責任保険は知らない鍼灸師もいるのではないでしょうか。知っていたとしても、勤務しているときには加入していない、または会社が加入していると思っていたという人も多いですね。 開業しようとしたり、個人で少しみたりしたいというときに初めて真剣に考えるのではないでしょうか。 ということで、今回は、賠償責任保険に関してまとめておきますので、今後の参考にしてください。 1.賠償責任保険とは 鍼灸などの治療行為、個人事業主としては事業行為という言葉になりますが、事業をするという
もう、タイトルの通りです。それ以上も、それ以下の意味もないです。鍼灸の国家試験科目は、医療概論(医学史を除く)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論、はり・きゅう理論で、はり・きゅう理論を分けたら14科目になります。 国家試験に向けて学習する場合は、科目ごとに勉強して過去問をやっていくことになりますが、勉強し始めた人にとってはどういうものか分からないところがあ
なぜ、東洋医学を勉強するかというと体質や身体について知りたいからというのが多いのではないでしょうか。 私自身も東洋医学を勉強し始めたときに、身体の状態を早く理解できるようになりたいという気持ちが強かったので、どうやったら答えを知って理解できるのか考え続けていました。 東洋医学に詳しいという人、治療が得意な人がいれば話を聞いてみたり、本を読んでみたり、実際に受けて体験してみたりもしましたが、どれも答えと遠いような気がして疑問が続きました 人、本などでも、「身体は〇〇
「ChatGPTはすごい」というのは「見た」けど、「何がすごい」のかを「見た」って人はどれぐらいいるのでしょうか? ChatGPTは、AIとのチャットなので文章を書くということになりますが、我々、鍼灸師とどうかかわってくるのでしょうか? とまあ、出だしをまともそうに書いてみましたが、何だかよくわからないけど、凄そうなので、ちょっといじってみましたので、共有してみたいと思います。 1.鍼灸とは 鍼灸について尋ねてみましたが、616文字なので原稿用紙1枚半です。ちょっと
関節痛は、臨床的にも非常に遭遇しやすい疾患ですし、現代医学的な内容は国家試験でもかなり出題されることが多いので、局所に関する知識は非常に大切になります。 東洋医学では、今まで運動器疾患に対しては明確に書かれていませんでしたが、「痹証(ひしょう)」と「経筋病」でのまとめ方になっているので、運動器疾患を考えやすくなったのではないでしょうか。 1.概説(1)現代医学 関節痛は、関節を構成する、骨、筋、人体、腱などに痛みや腫脹が生じる疾患になり、多くは慢性的な疲労や加齢で生
顔面痛は前側は頭痛でもある前頭部痛とも関係しやすいので、頭痛の分類も大きく関係していくものになります。東洋医学での考え方は、その人の証(弁証)が重要になってくるために、頭痛であっても、顔面痛であっても、弁証が同じになったり、違うこともあります。 1.概説(1)現代医学 顔面痛は前側だと頭部とも関わるために、「国際頭痛分類(第3版)」(ICHD-3)の中の、第2部(二次性頭痛)と第3部(有痛性ニューロパチー、他の顔面痛およびその他の頭痛)に該当することになります。 さ
『東洋医学臨床論』の教科書では頭痛が出てきますが、現代医学では頭痛は現代医学では顔面痛と関係しやすいものになります。頭痛は程度の差はあっても、多くの方が経験する症状ですし、危険性が高い場合もあるので、しっかりと理解しておきたいところになります。 1.概説(1)現代医学 ICDH-3(国際部痛分類第3版)があり、それぞれの分類は3つということで、国家試験の4択問題にも入れやすいので、知っておいた方がいいですね。 ①第1部:一次性頭痛 片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛な
『東洋医学臨床論』の「疼痛」は教科書としては、「はりきゅう理論」と非常に関係しやすいので、体系的に学習する場合は、「はりきゅう理論」をしっかりと見た方が分かりやすいですね。 1.西洋医学に基づく疼痛 痛みは個人の主観で、様々なものがあり、トータルペイン(全人的苦痛)と言われる。苦痛の分類は以下がある。 ①身体的苦痛:肉体の苦痛 ②心理的苦痛:不安、イライラなど精神的な苦痛 ③社会的苦痛:人間金胃、仕事、収入の苦痛 ④スピリチュアルペイン:死生観 スピリチュアルペイン
「東洋医学臨床論」の教科書が改訂され、授業でも使われていますが、試験対策にもなる省略版を作ってみたいと思います。どこまでできるかは分かりませんが、試験として気を付けたいところ、臨床的に大切なところをまとめていきたいです。 1.プライマリケア①セルフ・ケア ②プライマリ・ケア:一次医療、家庭医 ③セカンダリ・ケア:二次医療、一般病院 ④ターシャリ・ケア:三次医療、高度専門病院 ケアには4種類あります。4種類ということは、国家試験の洗濯しと同じなので注意しないといけない
東洋医学を学習していくと、鍼灸での東洋医学と漢方での東洋医学の違いを感じる場面も多くあります。 考え方でどういったところが違うのか、治療ではどう違うのかという部分について書いていきたいと思います。 1.症例 何が違うのかというのをただ書いても分かりにくいところもあるでしょうから、症例を読んでみて、東洋医学的にはどのような状態にあるのか考えてみてください。 「27歳の女性。生理不順が数年前から続いている。月経時の出血量が少ない。普段から身体が疲れている感じがあり、な
鍼灸学校に入学して2か月を過ぎてきていると思いますが、いろいろな科目の学習が始まって、覚えることも理解することも多くて大変ではないでしょうか? 解剖学・生理学は、見えるものなので、単語を覚えて、図や絵で理解していくことになるので、理解できるところもあるでしょうが、東洋医学概論って何なのだろうか?と不安になりませんか? 大丈夫です。 きっと理解できます。 ただ、理解していくためには段階が必要なので、少し時間がかかってしまうのは仕方がないことです。 1.わから
臨床の現場に出ると、鍼灸の効果が分からないという人もいますが、逆にすごく感じてしまいやすく、変わりやすい人というのが一定数います。 非常にかわりやすいのは、一般的には乳児、小児などが該当しやすいのですが、青年、壮年、60代でもまれにいます。乳児は話ができないですし、小児は身体の感覚も表現しにくいので、本人が説明できないので、わかりにくい傾向があります。30代以降だと、身体の感覚を表現しやすい人も多いので、非常に勉強になることが多いです。 私自身は、臨床の現場に
走馬灯が実在するかもというニュースがでていました。簡単に書くと、「死ぬ前と死んだ後の30秒で人生を振り返っていた可能性がある」という話です。 論文はこちらです。ニュースなどは別途に出します。 この論文はBBCニュースで2日前に出てきています。 BBCニュースを引用したのが、こちらの文章です。 It revealed that in the 30 seconds before and after, the man's brainwaves followed t
1.整形外科ではどんな患者さんが多いか 整形外科は外傷や交通事故などの外傷が多い傾向があります。柔整師が開業する「整骨院・接骨院」は資格的には「外傷・打撲・捻挫」をみていく場所ですが、患者さんからしてみたら、外傷(怪我)をしたら整形外科に行きますよね。 外傷以外でも、肩が痛い、腰痛、膝痛という関節の痛みの患者さんを多くみていく傾向があります。 外傷と関係していくので、幅広い年齢が来る傾向がありますが、慢性的な関節の痛みを持っている高齢者はやはり多い傾向があります。