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時代は思考を止めてしまうんじゃないか説


21歳が現代の若者について考えてみた。

「最近の若者は、、、。」
といわれる類の自分が今思うこと。

最近の若者は考えない。

というのもどういう経緯でこう思うのか。


多くのアプリ?というかSNS?というかスマホ?があるおかげで、今は流行りやすい環境が整っていると思う。

自分も利用していて、それを機に知った言葉などもある。

代表例:「エモい。」(笑)

これだけを指して言うわけではないが、スマホを使いこなす若者は、流行りを掴んでいるだけあって、日頃から口にすることも多い。


「やばい!えぐい!エモい!」使ったことある人必見✋

問:それらを口にしたとき、どういった感情だったか。やばい、えぐい、エモいを使わずに述べよ。

この問いにスッと答えられる人はどれだけいるだろう。

流行ること、みんな使っていることから、その場の雰囲気やニュアンスで通っているのが現状だと思う。

けれど、そのせいで、適切かどうかはわからないが
感情をぼかしたまま終わっている気がする。

その時感じた感情を言語化できないのが今の若者だと思う。


A(夕陽を見て)「やば!何ともいえない!」そんな感情になったとしよう。

この言葉には美しい、綺麗、感動、というような言語化できる表現が入り混じっていると思う。
つまり、一言ではまとめきれないだけで何かしら言語化できる部分があるはず。

使っている人は、別に一言で表現したくて、というわけではないと思うが、
頭の中に真っ先に浮かぶのが、やばい!などの言葉になってしまっている。

もしかして、もしかすると、何でも簡略化、効率化されている世の中が、こうした深入りしないまま一言で表現する思考回路を作ってしまっているのかもしれない。

毎回毎回、
今ヤバい、エモいって使ったけど、それって具体的にどういう感情?とか考えてたり聞いたりすると、高確率で煙たがられると思うので、頭の中でそっと考えてみてほしい(笑)

様々な面で便利な世の中になってきているが、せめて頭の中だけは単発で終わらず、簡略化、効率化もさせることなく、奥深くまでフル回転で、思考を停止させないでほしい。


以上、お前誰なん。と言われそうな最近の若者からの意見でした。

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