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本当の自分3



「ネットの中の自分と、今こうしてここにいる自分。
どっちが本当の自分なのか。」


昨日は、ネットの中の自分と今こうしてここにいる自分両者とも、本当の自分である。
というように述べた。


しかし今日は、別の考え方を述べたい。



他者から、よく見られたい。

当然のことで、まれな感情でもない。


だから、少し背伸びをして、ふるまうし、周囲の目を引くような何かをしようとすることもある。


人の上に立ち、責任を伴うことは別として、尊敬されることが、とてつもなく嫌な人などあまりいないだろう。


ただ、現実社会にいる自分は、どう着飾ってとしても、どこかに自分の「素」が出てしまう。





では、ネットの中に存在する自分はどうだろうか。


全ての人が、ネットに存在する人物を「自分の理想」としているわけではないが、日頃生活している自分の性格など、知られることもなく、存在し続けることができる。




「ネットの情報の中には、誤りなどもある。」
このことは、一般的な考え方ではあるが、そのような考え方はないことを前提に、「本当の自分」を考えれば、
現実社会からみれば、美化されている、といえたとしても、
ネット社会では、そこにある人物像が、事実となる。




ネットは、現実社会で生活する中では表現できない自分を存在させることのできる場ともいえる。




そうであるならば、人間一人ひとりの心に秘めている「本当の自分」は、ネットの中に存在すると考える。

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