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《転がる母に苔は生えないvol. 38》ゲーム&携帯問題
携帯問題とか、ゲーム問題とか、
みんなどうしてます?
昨日、シンガポールにいる友達から、
「一日でSwitch、何時間やってる?」
と聞かれたんだけど、
私は制限時間ってほとんど決めたことがない、
という何の参考にもならない
お返事をしてしまったのだけど、
これは多くの親が通る、
頭を悩ませる問題かと。
我が家は実際、
Switchをしている時間は少なくて、
日本に来てからは、
携帯を見ている時間がとにかく増えた。
いや、実はタイにいた頃と
変わらないかもしれないけど、
タイにいた時は、目の前で見ていなかったから
気にならなかっただけかも、と思ったりもする。
(学校とか、バスの移動時間に見ていたと思われる)
Switchは鳴るようになってるけど、
当然無視してやり続けている。
(warningにはなっている)
携帯は無制限なので、
LINEしたり、YouTube観たり、
TikTok観たり、なんか適当にやっている。
気が向いたらPCでゲームもしているし、
何だか機器に囲まれて忙しそう。
そもそも私は、
時間を管理するのが苦手なので、
人の時間の管理なんて最もやりたくない。
やることやってくれれば、
別にいいや、と思っているところがある。
管理する以上にやって欲しいことがある。
それは、ゲームや携帯との付き合い方を
学んで欲しいと思っている。
気づいたら何時間も
数秒のごとく溶けていくし、
溶けていった時間の虚無感。
何にも終わってなくて慌てる自分も情けないし、
そこで得たものは記憶にない。
ゲームも携帯も悪くないのに、
悪者になりがちな
かわいそうな子たちよ。
ただね、色々あったこの過渡期。
携帯やゲームは、
息子の心の拠り所だったことは否めない。
タイとつながる時間だったり、
タイの友達の日常をキャッチアップしたり、
タイの友達とゲームをしたり、
日本でできた友達とゲームをしたり、
オンラインのゲームコミュニティだったり、
ライフラインだったことは間違いなくて。
さらに、
学校から疲れて帰ってくるゆえ、
ソファでぼーーーーっとYouTube観ていて、
何も活力が湧かない時期の、
ちょっとした現実逃避をしていたように見えた。
いつもより随分携帯を見ている時間が増えていて、
それを見ている私はとてもイライラした。
取り上げても何の解決もしない、
ライフラインということはわかっている、
だけどあまりにも度が過ぎているんじゃないかい?
という話はしたこともある。
厳しくすれば、隠れてするし、
ゆるゆるなら、堂々とはしているが、
一生携帯触ってんの?となる。
息子から、
「場所が変わっても携帯は変わらないから!
流れてくるTikTokは変わらない。」
と、一見、名言風の言葉をいただいた時には、
うっかり、そうか!と納得しそうになった。
とりあえず、携帯はずっと触っちゃう、
ということに本人も気づいたようで、
触る時にはタイマーをつけることにした。
我に返る時間を設定することに。
良いんだけどね、
良いんだけどさ。
限りある時間の使い方、
もったいなさすぎはしませんか。
んーーーでもライフラインなんだよなぁ…
(健康被害がある時は別だと思ってます)
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《プロフィール》
子安 芙美
東京出身
夫、長男11歳、長女5歳の4人家族
東京外国語大学大学院 日本語教育修士
2013〜2024 タイ駐在帯同
2024.07〜 日本(数年後再び渡航予定あり)
帯同中に2人出産し、初めての子育てが海外でスタート
自分が育った環境や感覚、世界観が違う子どもたちを
海外でどのように育てていけば良いのか悩み、
2018年にサードカルチャーキッズという概念に出会う
子どもの視点から見る、海外で育つということ、子どもたちの苦労、
そこに必要な親からのサポートについて学ぶ
近年、日本語教育については複数言語を話す子どもの
言語教育に興味がシフト
タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会から学び直す
主な活動:
・臨床心理士によるTCK Podcast ナビゲーター
・OVER THE BORDER -読む聴く知る 世界の教育-
ボーダレスライター
・海外子育て(TCK)講座講師
・『ジャーナル「移動する子どもたち」
ーことばの教育を創発する』第14号
特集:「子どものことば」を育むとは一親子の視点から
エッセイ部門に掲載
所属学会、研究会:
・タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会
(JMHERAT) 会員、オンラインWSメンバー
・母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会会員
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