《転がる母に苔は生えないvol. 47》耐震じゃなくて、免震
昨日のコラムにも
ご感想ありがとうございます!
I am already enough!
唱えていただけましたか?
今日は、昨日の続き、
大事にしているマインドについて
書いていこうと思います。
それは、タイトルにしちゃってるんだけど、
「耐震じゃなくて、免震」を目指すこと。
駐妻じゃなくても、
女性には様々なステージで
変化のポイントがあると思います。
結婚、妊娠、出産
転勤、転職
そして40代、これからは
親の介護とか子どもの受験とか
病気とか…
他にもまだ色々あるんだろうな。
男性にももちろんあって良いし、
あると思う。
ただ、駐妻においては、
その変化のタイミングを自分で選べないという
ストレスがあることは間違いない。
これは、本当にストレス。
でも、こんな生活になったのは
夫の駐在のせいだ、
と頑なになるより、
揺れながら、
不安や心配を逃して、
進む方がいいんじゃないかと
思っている。
私自身、過去には、
流れに抗ってみせる!
と鼻息フンフンな時もあったし、
流れに身を任せてみましょう、
という時もあったと思う。
大きな転機になったのは、
人の生死がいくつも重なった時期。
あー、なんかとても私って無力で
自分でコントロールできないことが
こんなにもたくさんある、
これはもう人間の境地ではない。
そう実感した時、
ならば、生かされている今を
精一杯過ごそう、と思ったの。
免震は決して止まっている
という意味じゃない。
自分の進みたい道を
直線で最短でまっしぐらに進む
進み方じゃないかもしれない。
正直、遠回りばっかりだったりする
不器用な進み方かもしれないけど、
出来上がった全部で私だから。
実際、社会人として働き続けていて、
ワーママしている女友達に、
「限られた環境の中で
止まってなかったふみにリスペクト」
とさっき言われたばかり。
まわり道していこ。
人生は長いのよ。
きっと直線では気づけなかった
小さな宝物にたくさん気づけるよ。
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《プロフィール》
子安 芙美
東京出身
夫、長男11歳、長女5歳の4人家族
東京外国語大学大学院 日本語教育修士
2013〜2024 タイ駐在帯同
2024.07〜 日本(数年後再び渡航予定あり)
帯同中に2人出産し、初めての子育てが海外でスタート
自分が育った環境や感覚、世界観が違う子どもたちを
海外でどのように育てていけば良いのか悩み、
2018年にサードカルチャーキッズという概念に出会う
子どもの視点から見る、海外で育つということ、子どもたちの苦労、
そこに必要な親からのサポートについて学ぶ
近年、日本語教育については複数言語を話す子どもの
言語教育に興味がシフト
タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会から学び直す
主な活動:
・臨床心理士によるTCK Podcast ナビゲーター
・OVER THE BORDER -読む聴く知る 世界の教育-
ボーダレスライター
・海外子育て(TCK)講座講師
・『ジャーナル「移動する子どもたち」
ーことばの教育を創発する』第14号
特集:「子どものことば」を育むとは一親子の視点から
エッセイ部門に掲載
所属学会、研究会:
・タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会
(JMHERAT) 会員、オンラインWSメンバー
・母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会会員