2022年映画初め
映画館で映画を観るということを意識するようになったのは、この劇場が原因かも知れない。
テレビで観る。スマホやタブレットで観る。それもいい。ひとりで、のんびりと、ゆったりと、自分のペースで。
でも、大きなスクリーンで大勢の人たちと同じ時間で、同じ呼吸で、泣いたり笑ったりするというのもいいものだ。
大きな音の中、手を叩いたり、歓声を上げたり、歌ったり、紙吹雪を投げ上げたり。そんなことをしたこともあった。
今は出来ないこともあるけれど、映画館がいい。
映画は映画館で観るために作られている。
2022年の初映画は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。
映画館で観るのは2回目。TVシリーズは観たことがないのだけれど、問題なく観ることができた。金曜ロードショーでの総集編と外伝を観たあとの今回は、初回よりも泣いた。船から海へ跳び下りたり、崖を駆け下ったり、そんな無茶なと思うところでも泣けた。でも、伝えたいことが沢山あるのに言葉が出てこないリアルすぎるシーンは、今回も涙が止まってしまった。情報量が多すぎるのか、あるいは何かが足りないのか、よく分からない。
でもいい映画であることには変わりない。何度でも映画館で観たいと思う。
そして「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」。
映画館で観るのはたぶん初めて。テレビでは何度も観たと思う。
TVシリーズを熱心に観た記憶は無いのだけれど、この映画は好きだった。飯島真理の曲もずっと聴いていた。
懐かしさが強かった。TVでこの映画が放送されたあと、学校で話をしたのをおぼえている。