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東京中央美容外科(TCB)の死亡事故リスクゼロに向けた取り組み
”自分をもっと好きになれる明日へ”
美容医療を通じて患者様に笑顔を届ける。
それが私たちTCBグループの使命です。
初めての美容整形に臨むとき、患者様はより美しく、自信に満ち溢れた自分に会える期待と、万が一でも失敗したらどうしよう、最悪の場合は死亡事故にもつながるかもしれないという不安の入り混じった気持ちに揺れ動くでしょう。
実際、当院へのご相談内容を紐解くと、施術リスクに関する不安を抱えている方が多くいらっしゃると感じています。中には、他院での説明に納得できずに当院でも意見を聞きたいとおっしゃる方もいらっしゃいます。
美容整形での死亡事故はどのくらい発生しているのか
報道で取り上げられる医療事故の多くは、死亡や重い後遺症につながったセンセーショナルな事例です。美容整形領域でも例外ではなく、報道されて皆様の目に届くのは死亡事故につながった事例です。
正直にお答えしますと、国内外で美容整形領域での医療事故は多発しています。その数は年間数万件にもなると言われており、世界的にも問題となっているのです。
死亡事故の大半は海外の不法診療所で医師免許のない人が施術をした結果ですが、日本国内でも年に数件は死亡事故が発生しています。
TCBでは開院以来、死亡事故ゼロ
TCBは2014年12月、福島に1院目を開院しました。
2021年5月現在、その数は50院近くまで増えています。
開院スピードは他院に比べてかなり速いです。しかし、スピードが速いからといって施術の品質や安全性には一切の妥協を許しません。
事実、TCBは2014年12月の開院以来、死亡事故ゼロを継続しています。私達はこれを当然のことだと捉えておりますし、今後も継続していきます。
すべての患者様に安心して施術を受けていただきたい。そのために、TCBでは以下の2点を重視して各院を運営しております。
・施術メニューの限定
・医師の指導体制の強化
それぞれ詳しくご紹介いたします。
TCBの取り組み①施術メニューの限定
美容医療において、死亡事故リスクのある施術は脂肪吸引と豊胸の事例が多いです。
TCBでは、患者様の安全性を第一に考え、脂肪吸引や豊胸のメニューを限定しております。
脂肪吸引
脂肪吸引では、カニューレという細い管を用いて脂肪を直接吸引します。
このカニューレの操作を誤ってしまったり、高齢やヘルニアなどで腹膜が弱っているような場合に臓器を傷つけてしまい、それが原因となって死亡事故につながった事例があります。
また、脂肪吸引の際には麻酔を使用するのですが、患者様の体調や体質を十分に診察しないままに麻酔を使用したことによる麻酔中毒での死亡事例もあります。
いずれも滅多に起こり得ない事故ですが、当院ではそういったリスクを最大限排除するため、脂肪吸引のメニューを安全性の高い下記の施術に限定しています。
・ホホ・ホホ骨上・アゴ下
・二の腕・肩
臓器に近い位置の脂肪吸引(胸・腰・お腹など)については、安全性の観点からTCBグループ全院で実施しておりません。
その代わりに、より安全性が高く身体への負担が少ないVFDI脂肪溶解注射を取り扱っております。
他院では全身の脂肪吸引を実施しているため、当院でもそういったご相談を受けることはございます。しかし、死亡事故リスクのある施術を提供することは当院の方針と異なりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
豊胸
豊胸の施術での死亡事故は、実は豊胸の施術自体ではなく、脂肪吸引や麻酔中毒によるものがほとんどです。
脂肪吸引は、脚やお腹などの脂肪を胸に注入することで豊胸する施術の際に実施します。脂肪吸引の項目で記載した通り、腹膜や臓器を傷つけてしまうことで死亡事故に繋がります。
麻酔中毒も同じく、切開してシリコンバッグなどを挿入する際に発生しうる事故です。
また、そもそもバッグ豊胸では死亡事故以外にも様々なリスクを孕んでいます。
具体的には、シリコンバッグ挿入後に感染症を発症してしまったり、カプセル拘縮といってシリコンを挿入した部位が固く盛り上がってしまったり、経年劣化によるバッグの破裂などが考えられます。
これらが発生した場合、バッグの除去などを行う必要があります。再度身体にメスを入れる必要がありますし、追加で費用がかかってしまいます。
これらのリスクを鑑み、現在TCBでは豊胸のメニューを安全性の高い下記の施術に限定しています。
・TCB式ヒアルロン酸豊胸
・他院豊胸術しこり除去
豊胸の施術についても、他院で取り扱っているメニューが無いとご相談を受けることがございます。しかし、こちらも患者様の安全を第一に考える当院の方針とは異なりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
TCBの取り組み②充実した医師の指導体制
TCBには、様々な医療現場から高い技量を持ったドクターが集結しており、患者様の「美しくなりたい」という願いを叶えるために日々研鑽を積んでいます。
熟練の美容外科医から心臓血管外科医まで、医師として様々なバックグラウンドを持っている当院のドクター陣。それぞれの専門分野を美容医療に活かし、丁寧な施術を行っています。
一方で、最初から美容医療に携わっているドクターばかりではないというのも事実。そのためTCBでは、美容外科医として多くの経験を積んでいる医師を「特別指導医」「指導医」と認定し、美容外科医としての経験が浅い後輩ドクターへの指導体制を確立しています。
新技術習得のための医師同士の知見共有
美容医療は新しい技術や機器が開発されるスピードがとても速い業界です。そのため、医師はスピード感を持って情報をキャッチアップし、現場で実践できる状態にする必要があります。
TCBグループは在籍する医師数も多く、多くの知見が共有されることも安全性を高める強みと捉えています。
学会への参加
新しい治療法やその効果を検証し、最新の医療をグループの垣根を超えて共有する場です。
TCBグループを通しての参加ではありますが、各ドクターが自身の知見を深め、共有することで、日本の美容医療のレベルアップに貢献しています。
美容医療を通じて患者様に笑顔を届けたい。その想いはTCBグループの理念であり、ひいては日本の美容医療業界全体の想いでもあります。
TCBが日本の美容医療をリードしていけるよう、今後も精進してまいります。
TCBの想い
TCBグループは、患者様の美を追求すると同時に、「日本一安全な美容医療を届ける」ことを目標にしています。
技術の進歩により、美容医療は治療の選択肢も増え、より安全に施術を行う事ができるようになってきています。しかし、どんなに技術が進歩しても、その技術を扱う医師が未熟では意味がありません。
患者様が安心して施術を受け、より自信を持って明日を迎えられるよう、TCBグループの医師は自己研鑽を惜しまないことをお約束します。