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はじめまして!AI改善推進チームです

こんにちは、トヨタコネクティッド AI統括部です。

今回は、AI改善推進チームを紹介します!

AI改善推進チームは、社内業務の効率化を目指し、生成AIを組み込んだプロダクト、および、活用基盤の構築・運用を行うチームです。

本記事では、AI改善推進チームがAI統括部内でどのような役割で、何を行なうのか知っていただければと思います。


AI統括部全体の構成とAI改善推進チームのポジション

AI統括部は、大きくAI戦略室とAI技術室に分かれています。

AI戦略室は、戦略立案やKPI管理などを行い、AI技術室は、自社のナレッジを学習したAIシステムの開発などに取り組んでいます。
その中で、AI改善推進チームは、AI技術室に属しています。


AI改善推進チームの役割と活動内容

AI改善推進チームは、トヨタコネクティッドの内部で生成AIを活用し、業務改善を促進するプロダクト「T-Copilot」を開発しています。

T-Copilotは、トヨタコネクティッド社内のナレッジをセキュアに利用できるのが特徴です。

T-Copilotは、以下の3つのアプリケーションから構成されています:

  • T-Copilot Assistants (Webアプリ)

  • T-Copilot Teams (Teamsアプリ)

  • T-Copilot Actions (API)

私たちはこれらのアプリを通じて、業務効率化やタスクの調整、資料の作成といった様々なニーズに応えることを目指しています。

現在は以下のような機能開発を進めています。

1.社内ナレッジを投入して、様々な業務をアシストするアシスタント機能2.Microsoft 365、Power Automate等と連携する機能

これらの機能により、T-Copilotでは次のことが実現できるようになることを目指しています。

  • アイディアの壁打ち

  • 業務問い合わせ

  • タスク調整

  • 企画資料作成

  • 議事録作成

  • 資料校正 など


T-Copilotリリースまでの道のり

8月上旬、ついに「T-Copilot」をリリースしました!

このプロジェクトは、数か月という短期間で進められたものです。
その短期間で3つのアプリをリリースすることができました。

今回のリリースは、全従業員(1,000名以上)に向けたものであり、その規模に見合った大きなプレッシャーがありました。しかし、チーム全員が一丸となり、全力で準備を進めました。

リリース直後は、不具合対応や問い合わせが相次ぎ、忙しい日々が続きましたが、無事に乗り越えることができました。


現在の取り組みと今後の展望

現在、T-Copilotの新機能開発に取り組んでいます。特に、ユーザーからのフィードバックを基に、さらなる業務効率化を目指して進化させていきます。

今後は他チームとの連携を強化し、より多くの社員がT-Copilotを活用できる環境作りに注力していきます。

AI改善推進チームでは今後も他チームや利用者の方たちと協力し、T-Copilotの開発と普及を進めていきます。また、新たな生成AIアプリの開発生成AIの新たなユースケースの探求を通して、業務改善の幅を広げていく予定です。


まとめ

今後は、AI改善推進チームの開発の裏側に加え、技術的な挑戦解決策成功事例、そして失敗談まで、幅広く発信していく予定です!

どのような技術を使い、どのような問題に直面したのか、そしてそれをどう乗り越えたのか、技術的な観点からも詳しくお伝えしていきます。

生成AIや業務改善に興味がある方は、ぜひフォローいいねよろしくお願いします!


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