すぐに「すみません」と言ってしまう口癖を直した

学生の頃、私はすぐに「すみません」と言ってしまう口癖があった。

例えば相手から「これ、用意しといたよ~」と親切にされて「あっすみません」、っていう感じ。

大学生の頃、親しいわけではないが、たまに話す友人がいた。その人に、なにげなく「私、すぐ「すみません」って言ってしまうんやけど、この口癖 嫌やねん」と話した。
すると友人が「すみませんをありがとうに言い換えてみたら?」と言った。

目から鱗だった。「なるほど…!」


それから私は、「ありがとう」に言い換えるように意識した。この意識づけは、さほど難しくなかった。
ほどなくして、これまでは「すみません」を使っていた場面で、私は「ありがとう」を使うようになった。
こんなにかんたんなことだったとは。
「ありがとう」は、口癖のように多く使っていたとしても、自分も相手も嫌な気持ちはしない。


あのとき、私が悩んでいたことを一言で解決に導いてくれた友人には感謝している。

彼女とは大学卒業後から連絡をとっていない。大学でも話した回数も少なかった。しかし、こういった経緯から、彼女のことを時折思い出して感謝している。


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