第2戦ニューハンプシャー州 「ベテラン」と「新星」対決の鍵は「若者」(2月11日Nスタ)
11日に投票が行われる東部ニューハンプシャー州に現れたのは・・・
トランプ大統領のそっくりさん。
選挙モードに染まるこの地で激戦となってるのは民主党の候補者争いです。主要4候補のトップを走るのは隣の州選出で支持率28%のサンダース氏。
急進的な政策で熱狂的な支持を集めます。
そして「世代交代」を旗印に初戦(アイオワ州)で暫定1位を獲得した38歳の新星ブティジェッジ氏が7ポイント差で追いかけます。
しかし・・・
深井記者:
「トランプ大統領、支持者の歓声を受けながら今登場しました」
こう嘯くトランプ氏を倒せるのは誰か。ある政策に注目する若者たちがいます。
若者たち:
「Welcome to the final weekend of GOTV(Get out to Vote)!」
この週末、ニューハンプシャー州の小さな街に集まった民主党支持者。週末ごとに州内各地を回り、投票を呼びかけていますが・・・
渡すのは、候補の環境政策を3つの視点で評価した“成績表”。
サンダース氏は全項目で高い評価ですがブティジェッジ氏はクリーンエネルギーへの取り組みなどが低評価です。
実はブティジェッジ氏、「世代交代」を掲げながら環境問題に熱心な層を含め若者からの支持は低いという弱点があるのです。
しかし、2年前の選挙では、若年層の投票率が倍増し、共和党から民主党へ10%程度流れていて、若者の支持は予備選、ひいては本戦でも不可欠です。
動き始めた若者たちは、打倒トランプにむけた一票をどの民主党候補に託すのでしょうか。
ニューヨーク支局 深井 慎一郎 記者
2005年TBS入社。報道局政治部、小泉総理番・第一次安倍総理番、幹事長番などの後、夕方の報道番組「Nスタ」、情報制作局「情報7days ニュースキャスター」、再び政治部、外務省担当・官邸クラブ担当・与党平河キャップを経て、去年からニューヨーク支局。
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